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昨日は、休みの日でしたので、ポケットには別の本、円地文子訳『和泉式部日記』。
現代語訳で、歌にも訳（解釈）付きの、とても親切な読みやすい本です。
男が童に［橘の花］を女に届けさせます。
〈さつき待つ 花橘の 香をかげば むかしの人の 袖の香ぞする〉
という古歌（古今和歌集）を連想させます。
むかしの人とは、亡き宮のこと、届けさせたのは、その宮の弟［帥の宮（そちのみや）］。
（女）〈かほる香に よそふるよりは ほととぎす 聞かばやおなじ 声やしたると〉
（あの方を偲ぶより、あなた様の声を聴いてみたいですわ）
（帥の宮）〈おなじ枝に 鳴きつつをりし ほととぎす 声はかはらぬ ものとしらずや〉
（私と兄とは同じ枝のほととぎす。心も同じですよ）
［鎌倉殿の13人］で、北条政子に頼朝の浮気相手［亀の前］が、｢知っていますか［和泉式部］｣。
｢あなたは、女性達の憧れの的なんですから、教養も身につけて下さい｣
的なシーンがありました。
で、何となく読んでみようと思いました。
今日からは再び『平家物語』です。
（こんにちも文字でやり取り多くなり平安時代と似ているような）居彷人
【写真】
�．�リン（長居公園で）
��🦋ベニシジミ（近つ飛鳥風土記の丘で）
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