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ルートは溯行でした。
びわ湖に流れ込む［比良川］が、イン谷口で２筋に分かれます。
［イン谷］と［正面谷］に。
【写真� 枷耄廟�
私が歩いたのは［正面谷］の溯行でした。
【写真�◆�
新緑に包まれ、絶えずせせらぎが聞こえています。
野鳥も鳴いています。
山の東側になるので、明るい道でした。
登り詰めた［金糞峠］を下って行くと、幾つかの谷と合流して［安曇川］となる［奥の深谷］のせせらぎがあります。
【写真��】
この渓流の道を八雲ケ原に向かって歩きました。
ほとんど勾配を感じない、静かで楽しい道でした。
［🐦カケス］にも会いました。
（せせらぎを聴きつつ歩く山道はわれ好む道天気良ければ）居彷人
📖清少納言『枕草子』から
［川は・・］
〔川は、飛鳥川。淵瀬も定めなく、いかならむとあはれなり。〕
（｢世の中は 何か常なる 飛鳥川 昨日の淵ぞ 今日は瀬になる｣〈古今集687〉と詠まれてから定めなきもの、儚きもののたとえになった）と補注より
他に［大堰川］［音無川］［七瀬川］［耳敏川］［玉星川］［細谷川］［いつぬき川］［澤田川］［名取川］［吉野川］と続き、
〔天の川原、｢たなばたつめに宿借らむ｣と業平がよみたるもをかし〕と。
たぶんほとんどが、目にした川ではなく書かれものや耳にしたものでしょう。
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