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それでも✴アークトゥルースはよく見えます。
この星を知ってから、それまで諦めていた［北斗七星］が見えている事がわかりました。
熊の番人（ｱｰｸﾄｩｰﾙｽ）を見ると、必ず右に目を移し［おおくま座（北斗七星）］を確認するようになりました。
土曜日、海からのの帰り、乗り換えの天下茶屋駅の本屋さんで買った📕『若冲（じゃくちゅう）』を最近はポケットに入れています。
日本画家［伊藤若冲］（1716年3/1〜1800年10/27）
著者［澤田瞳子（さわだとうこ）］京都府生まれ
文春文庫
以前、［若冲］のことをテレビで放送していたのを途中から少し観た記憶があります。
が、ほとんど知りません。
この本、小説ですから、事実以外は作者の想像（創造）によるものです。
巻末の解説に作家の上田秀人氏
〔今まで若冲は終生未婚であったといわれてきた。
それを澤田瞳子氏は覆した。
もちろん、澤田氏が新資料を発見したというわけではない。
未だ、若冲が独身だったか、妻帯者だったかはわかっていない。〕と書いています。
本の始まりから、妻は故人となっています。
そして、若冲の絵の心はこの亡き妻にあるとしています。
文章は［銀閣の人］を思い出します。
舞台は［京都］、錦市場の大店の長男［源左衛門］、40才で隠居し次男に店を譲り、絵を描く日々をおくります。
なんとなく、川端康成の［古都］を思いだします。
（本読んで京都の街をふ〜らりと訪ねることはあるのだろうか）居彷人
【写真�◆枦群�寺動物園のオシドリ（3/26）
文中に若冲の［雪中鴛鴦図］について書いているところがいくつかありましたので
［鴛（えん）］＝雄のオシドリ
［鴦］（おう）＝雌のオシドリ
【写真��】鴛と鴦（5/26天王寺動物園）
私も誰の本か忘れましたが、『若冲』読んで、京都へ行ったときに石峰寺というお寺に行きました。
石峰寺というお寺に若冲のお墓があります。晩年石峰寺に草庵を結び、自らデザインした石の羅漢を石工に彫らせ、石造釈迦如来像を中心として釈迦誕生より涅槃に至るまでの一代をあらわし、諸菩薩・五百羅漢を安置しているというので、２０１６年に京都へ行ったとき見に行きました。
そうでしたか。
本はまだ半ばくらいです。
この本、若冲の絵は表紙のカバーだけなんです。
それで、図書館に予約していた、手がかりになりそうな本２冊、今日借りてきました。
その内１冊は30ページ程の、大きさも文章も絵本のようです。
今［石峰寺］のページを開いてみました。
ユニークな石仏達と、その配置を描いた［石峰寺図］というのがあります。
図の方は京都国立博物館にあるようです。
東京の宮内庁三の丸尚蔵館という所にいろいろあるようです。
京都は、いろいろな歴史が積み重なっているので、何かを栞のようにして観たい所ですね。
例えば［若冲］とか。
作品を集めて［若冲展］をやってほしいですね。
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