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📖［幻（まぼろし）］は第四十一帖です。
紫の上没後の一年間が月ごとに書かれています。
紫の上を失った源氏はぬけがらのようになって、ごく一部の人以外会わなくなります。
この帖には歌がたくさん詠まれています。
心配になって夕霧が時々やってきます。
ホトトギスが鳴きました。
源氏
〈なき人を しのぶる宵の むら雨に 濡れてや来つる 山ほととぎす〉
夕霧
〈ほととぎす 君につてなむ ふるさとの 花橘は 今ぞさかりと〉
＊［ホトトギス］＝冥土との往来をするとりといわれる鳥
この帖を最後に［源氏］は姿を消します。
このあとには［雲隠（くもがくれ）］という、タイトルのみがあります。
源氏が主人公の源氏物語はここで終わりです。
［源氏物語］は五十四帖ありますが、ここからは、明石の中宮の子［匂宮］や尼宮（女三宮）の子［薫］等へと世代交代していきます。
瀬戸内寂聴訳全十巻の［源氏物語七］は、四十二帖［匂宮］と四十三帖［紅梅］までです。
［👩浮舟］などか登場する、いわゆる「宇治十帖」は［（45）橋姫］〜［（54）夢浮橋］まで、舞台は宇治です。
【写真� 枡擦个燭�
（日曜日［１８キップ］買いました これでいつでも「あっ、あと文庫」）居彷人
旅には文庫本が欠かせません。
【写真】7時54分に
�▲�リーブ越しの今朝の空
��その実
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