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インクノットの簡単な結び方です。
まず写真のようにワッカを作ります。右と左のヒモの交差の違いをよく見て下さい。
右のワッカは手前に、左のワッカは後ろに交差させます。カメラで写真を撮りながらやっていますが、実際には両手を使って二つのワッカを作ります。
そして左のワッカを右のワッカの前に持っていき重ねます。
重ねたワッカの中にペグを通して引っ張れば、インクノットの完成です。
ペグにテンションが掛かっていれば簡単には解けないし、テント撤収の時は簡単に解けます。
インクノットは西洋ではインク瓶をぶら下げるのに使ったところから命名されたようです。ちなみに日本では『トックリ結び』と呼びます。お酒のトックリ🍶をぶら下げた事が語源になったようです。面白いですね。
小型船舶やボーイスカウトでは「巻き結び」と呼びます。ご紹介の方法はカラビナにかける際にミスが無いので私も使います。しかし、船舶の試験で不合格になることはないと思いますが流された際に危険なので注意されます。係留の際に良く使います。柱にツーアクションで巻きます。
テンションが掛かってないと解けやすいので、ロッククライミングなどでの使用はNGですよね。私はロッククライミングはやらないので確かな事は分かりませんが😊
岩登りにおいてインクノットは基本中の基本です。アンカー(セルフビレー)やビレーからのロープ固定などインクノットを使います。最初にインクノットとエイトノットとプルージックを覚えます。ビレーからのロープ固定は片手になるのでツーアクションの手順習得が必須です。
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