なので、回答は不要となりました。ありがとうございました 1/17 17:22 追記)
本来 「質問箱」で質問したいのですが、写真が1枚も添付できないので、日記で質問させてもらいます。 (改善要望にも出しているのですが、難しいのか要望が無いのか、採用されません )
先日 栃木県の鹿沼を歩いた際「2級基準点」を通過しました。(写真参照)
・鹿沼の加園の西2kmほどの山中の何も無いピーク
・標高点393の300mほど西
・GPSを持たないので正確ではないですが
(帰宅して地図上で特定、本当にここだったかはわかりませんが、それほどずれていないピークです)
36.562587
139.666711
ところが、この場所には国土地理院の地図には何もありません。
三角点でも無ければ、標高点でもない。
そこで帰宅して 地理院の「基準点閲覧サービス」で、 基準点(特に2級基準点)を検索したのですが、このエリア一帯(半径数km)には 基準点そのものがありません。5km以上東の市街地近くにあるものがほとんど。
この「2級基準点」と書かれた物は何でしょうか?
*それとも基準点というのは 結構 頻繁にアチコチ変更されるのでしょうか?
(これは昔の基準点?)
詳しい方お願いします。
こんにちわ。
私もそれ程詳しくはないのですが、基準点って国だけが設置出来る訳でもないみたいですね。
説明されているサイト↓
http://www13.plala.or.jp/OGAJ/kijyun-ten/kijyun-ten-room.html
市町村か林業関係で設置したモノが濃厚な様な?
nakato932さん
サイト紹介ありがとうございます。
どうも私の語句の使い方(理解)が不足していたようです。
基準点には三角点も水準点も皆含まれるのですね。
そして、基本基準点と公共基準点がありますね。
「基準点成果閲覧サービス」ではこのうちの 公共基準点(1〜4級)で検索しましたが、出ませんでした。(というか、「このエリアには存在しません」と出ました)
国でも、各自治体の設置した基準点を管理している(それを公共基準点と言う)と思ったのですが、、。
それとは別に(地理院には届けない別の基準点) 自治体「だけで」設置・管理する 基準点が存在する、ということなのでしょうか?
すみません、ますます わからなくなりました、、
もし わかれば補足いただけると助かります。
hira1972さんに対する返事に記載したように理解できましたので補足不要です。
ありがとうございました。
こんにちは。初めまして。
道路(国道、県道、町道)の測量、設計業務においても基準点を設置します。
この基準点も国土地理院には出てこない市若しくは県が設置した基準点ではないでしょうか。
ただし、原則として測量設計業務において設置させる基準点も委託者(県・市町村)に成果が収められ、国土地理院の認証を受けますので、国土地理院にも成果は送付されている(はず)です。
公共基準点について
測量の基準となる基準点の種類
「国家基準点」 … 国が設置し管理する基準点をいいます。電子基準点、三角点、水準点等
「公共基準点」 … 市町村が(設置し)管理する基準点をいいます。2級基準点はこれに当たります。
・ 3級基準点以上の公共基準点は、国土地理院で成果管理されています。
・ データの一部は、国土地理院のウェブサイトでも公表しています。
ですが、道路設計業務、水路設計業務、林道設計業務棟で設置された基準点の多くは(その数が膨大すぎて)国土地理院まで行けば記録があるかもしれませんが、ウェブサイトでは公開されていないと思います。
hira1972さん こんにちわ
お3人の 内容を読んで大体理解できました。(たぶん ですが)
以下のように理解したので、もし間違っていましたら、他の方 含めて指摘ください。
・基準点には「基本基準点」(国の設置・管理 三角点・水準点など)と
「公共基準点」(自治体の設置・管理)がある。
・更に、公共基準点には 国に届ける物(国土地理院のDBに載る)物と、自治体内でクローズするものがある。
私が見た2級基準点は、国土地理院の検索に入っていないので、自治体内でクローズしている基準点ということですね。(名前は同じ 「2級基準点」で、識別は無い)
更にこれが、どこの自治体(県か市か)での物かは、それぞれに問合せしてみるしかない。
と理解しました、ありがとうございました。
特に 大きな指摘事項が無い限り、 「教えてください」は 閉めさせていただきます。
お3人の方、ありがとうございました。
DIYさん おはようございます。
2001年に測量法が改正され2002年4月1日より測量の基準が日本測地系から世界測地系に変更されました。それまでは日本独自の座標系でした。
世界測地系に移行された新しい基準点のことを測地成果2000といいます。
法務省不動産登記法第14条第1項地図整備事業に伴い各自治体管理に基準点が整備され、この基準点の事を街区基準点と言います。
法第14条第1項地図とは個人がお持ちの土地一筆ごとに世界測地系明示する地図です。
ところが2011年日本を襲った大震災により成果2000は壊滅状態になりました。
国の基準点は早急に整備され、これを測地成果2011と言います。
各自治体では予算の関係で2011に整備されたところ、また各自治体の地区でも整備された場所、されない場所が混在するのが現状です。
県市町村の道路管理課等に行けば詳細はわかります。
この2級基準点が鹿沼市に存在するのなら鹿沼市管理の基準点です。2級基準点は500m、3級200m位にあります。
ten-no-kiさん
さっそくありがとうございます。
お名前の通りで、お詳しい方に教えていただき恐縮です。
ただ、専門的で私にはどうも理解がいまひとつできないのですが、
要約すると
・2000年ころに基準点の大幅な変更がされた。
・震災もあり、変更された新しい基準点の設置(確定)が遅れており、混在している。
ということですね?
で、私の疑問の写真の物は、鹿沼市管理の基準点なので鹿沼市でしかわからない。
ということなのでしょうか?
何となく理解はできるのですが、そうなるとますます疑問が、、、
国土地理院の基準点閲覧サービスにある、公共基準点(これの2級にあたると思っていました) に出て来ない、鹿沼市管理の、別の 2級基準点 というものが設置されている、ということでしょうか?
また
>2級基準点は500m、3級200m位にあります。
これは何をおっしゃっているのでしょうか? 2級と3級の基準点の 設置基準?
1級と4級は、、、、 えっ? 何か唐突で、違う意味なんでしょうか???
すみません、再度補足をお願いできれば助かります。
補足いたします。
その昔、伊能忠敬公によって作成された日本地図が最初の地図でした。
その後明治から大正にかけて内務省の管轄から陸軍参謀本部によって三角測量が行われその成果が1等三角点〜4等三角点なのです。日本測地系。三角測量の方法はさておき・・・
各市町村どのょうな基準で基準点を設置したかは明確なル−ルが無かったので分りません。
測地成果2000の明確な基準により日本が統一されることとなりました。
先ほど説明しませんでしたがそれを明確にできるょうになった測量がGPS測量による電子基準点1級の設置です。
電子基準点から見える範囲で2級500m間隔位さらに新しい2級・・・2級と新点を作っていって別の電子基準点繋ぎます。
この作業によって誤差が解消されます。
2級から3級・・・3級と新点を作り別のの2級繋ぎます。これが3級です。
4級は2級3級からどこにも繋がない盲腸のように伸びた点です。
道路、水路、家などで見えなくなるので見えるところに設置していきます。選点と言います。
写真の鹿沼市の2級基準点は昔からあるように見えますので鹿沼市の方法によって管理されていた基準点かと。今は2000か2011かわかりませんが?
電子基準点のおかげで昔設置されていた基準点も横滑りみたいな方法によりスライドできます。これをヘルマ−ト変換と言います。
ちょっと説明は難しいです。
1等三角点〜4等3角点もこの方法で世界測地2011になりました。
勿論独自にGPS測量により再測量した3角点もあるかと思います。
今のGPS測量では緯度経度の測定誤差は500円玉の範囲と聞いたことがあります。
あまりうまく説明できませんが、興味を持って頂ありがとうございます
詳しく補足いただき、ありがとうございます。
いろいろ勉強になります。 もう少し自分なりに調べてみたいと思います。
助かりました。
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