![]() |
![]() |
ちょうどテントの生地が帆布からナイロンに変わったころ。
当時、友人3人で「させてさせて山岳会」を設立。
いろいろ山活やってました。
テント替わりにツェルトを購入した強者がいました。
そのころのツェルトは長方形の袋状のものを上から被るだけのもの。
トレッキングポールはまだ一般的ではなく、
別売りのポールを両側に立てると、テントになりました。
でも、とても不便な物でした。
テントとして組み立てても、入り口が見当たりません。
「どこから入るの?」
「底が開いていて潜り込み、内部から広げ飛ばないよう物を置いておいて重しにする」
「なにそれ」
みんなで笑いこけました
今のツェルトのように三角形で隅をペグダウンするとか、
サイドリフターで拡張というものがありません。
座るだけなら3人、荷を外に出せばなんとか2人が横になれたと思います。
慣れると簡単に立てられ、目隠しトイレとして使えました。
とにかくそれで十分だったようです。
GWの雪がたくさん残る涸沢。
内張とフライシートをつけた私の細野カマボコ型テントの横で、
凌いでいたからたいしたもん。
お金がなかったから、工夫でやりきっていたのでしょう。
ツェルトは狭く火気は難しかったと思います。
私のカマボコ型テントは横風に弱いものの居住性がよかったので、
入り口を全開にしていっしょに炊飯を行いました。
そんな彼、今どうしてるんだか。
カマボコ型テントは、経年劣化が激しく廃棄しました。
非常用に居住性重視でインナーフレームが使えるモンベルライトツェルトを持っています。
一度試験で組み立てただけで実戦では未使用です。
図1 こんな感じで立てます。
図2 内部断面。たぶんこんな感じだった思います。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する