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矢場の頭を過ぎて20分ほど下って木の根むき出しの大木の道をしばらく進む。
狭い道で根っこを乗り越え、着地してすぐによろめいて左足で崖側の草を踏んだら地面がなかったという典型的な例でほぼストーンと滑落。滑落すぐに崖外側に体が向いて低木に左頬と顎を強打、擦るように背中を背にそのまま滑落。しまった!と思って両手で草木を掴んで停止。向き直って安否を確認。その際ついでにと写真を撮影。
すっかり草木に埋もれた。背丈以上登ったから2メートルプラス自分の身長分滑落しただろうか。右足になんとなく痛みがそれでも左頬、顎の擦り傷以外には怪我がなかったのが不幸中の幸い。草直下はほぼ垂直でそれから多少傾斜が付いてるようなところか。草木が抵抗・手掛かりになり、なければそのまま滑落。だがなければより注意して滑落には至らないかもしれないけど。
自力で登って自分で現場検証実況見分。やれやれ行方不明の人ってなんでもないところでこんな感じで滑落するんだろうか。あそこで滑落したら捜索しても誰も気づかんような所だった。
魔の山だからだろうか、結局油断をしていただろうかとしばし反省。段差のある下りに疲労した足で難儀しながらさらに進むと、うーん似たような環境はあるもんだ。気を付けないとね。ちなみに頭に挟んでいた骨伝導ヘッドフォンは滑落の衝撃で外れて落としたようだ。大ケガせず無事だったのでなんてことのない損害だが。まあ帰宅後にやはり右足膝に滑落時負荷がかかったんだろう、翌日に痛みが出ましたが。
下りがとても苦手。滑りそうなことありで下山時には疲労しているから当然なのだが靴に滑り止めをなにか思案している。以前はぬかるみ道などではチェーンを付けたことがあるが、木道や木の階段があると傷つけるのが難なのでめったに使用は控えている。
今回は帰宅後に一番軽いアイゼンをモンベルで購入し、それを改良して使ってみることに。着脱が容易ってのが絶対条件なんだけど。麻紐など簡易だが着脱不便で痛みやすくて頻繁に替えるようであまり使用しようとは思いないんだけど。
写真は滑落後に低木を手掛かりに登っている時、踏み外したと思われる場所を丸で印、矢印は上が右足、下が左足それぞれ進行方向から踏んだ所。
私も以前同じルートの同じようなところで滑落しました。(2016年7月のレコの時です)
私の場合はもう少し穏やかな滑り方で、道から数十センチ程度の藪に腹ばいになっていました。特にケガもしなかったのですが、はずみでメガネがどこかに飛んで行ってしまいました。
私は強度近視で裸眼では何もできません(自宅内でも)。それで落ちた姿勢のまま手探りでメガネを探しましたがどうしても見つからず、あきらめて道に戻りました。
幸いだったのは同行の友人がとても眼のいい人で、私が落ちたのと同じ姿勢になって周りを見てくれたところ、足のあたりにメガネがあるのを発見してくれたんです。そうでなければ、ただでさえ下りに時間がかかっていたのに、日のあるうちに下界に着けたかどうかわかりません。
以来、予備のメガネを必ず持参するように気をつけています。もし単独だったらとか、ここだと(ひとりで落ちてたら)誰も気づかないかもとか、似たようなことは思いました。
「あっ、あのときと似てる」と思い書かせていただきました。
お互い気をつけましょうw
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