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森林公園のひまわりは「サンフィニティ」という新しめの品種です。高さ1m程と小柄ですが、1株で沢山の掌サイズの花を咲かせるので、小さなお花畑に約1500株と少ないものの、意外に見ごたえはありました。
ところで、「ひまわり」と聞いて連想するものは何でしょう? ゴッホの絵画?! 気象衛星?! 松嶋菜々子主演の朝ドラ?! TUBEのシングル曲?! 等々ありますが、私は古い映画が思い浮かびます。1970年のイタリア映画の名作です。
映画『ひまわり』を初めて知ったのは中学2年の数学の授業でした。新学期最初の授業で、担当のY先生は自己紹介代わりと言って、1コマ45分丸々費やして自分の好きな映画を解説したのです。先生の言葉だけで映像もないので、正直中学生にはピンときませんでしたが、先生の熱量だけは伝わりました。
実際に映画を見たのは大人になってから。最初の印象は「はいからさんが通る」のパクリやん、でした(いやいや逆だと思い直しましたが)。オープニングの広大なひまわり畑とヘンリー・マンシーニの美しい旋律から引き込まれ、戦争に翻弄された夫婦の悲しい運命を描いた姿がとても印象的でした。Y先生は生徒に戦争の残酷さを教えたかったのだろうと遅ればせながら思い当たりました。
ちなみに、1年時もY先生に教わりましたが、最初の授業は松本清張の『砂の器』の紹介でした。3年時には転勤されたので授業を受けることが出来ませんでしたが、何を紹介してくださったのかなと今でも気になっています。
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