『どこから来ましたか?』
『トーフ岩からです』
『そっちは通行止めですよ』
『赤ロープは張ってありましたが初心者ご遠慮下さいとしか書いてありませんよ』
『湯泊、栗尾歩道は道が崩壊していて先日も遭難・行方不明者がでています。ガイドなので立場上こう申し上げねばなりません』
事前調査(他のガイドさんの話やヤマレコ)よりここから高盤岳(トーフ岩)までの道は行けるということなので進んだのに…なんか釈然としなかったが。
『わかりました。すいません。』
『屋久島は観光の島ですが観光客が軽い気持ちで山に入り遭難しその都度、島の税金で捜索するのです。消防も我々も駆り出されます。』
『そうですね、縄文杉に簡単に行けると思ってる人いますよね。』
『せっかくいい気分のところ不愉快なことを言って申し訳ない。』
こう言ってもらえたので『おれは毎年屋久島来ているぞ、色んなコース歩いているぞ、初心者じゃないぜ…』という反発心が消えました。
『できればSNSとかで発信しないでくださいね、あのあたりで遭難したらめったに人来ないから見つからない。』
…屋久島ガイドという仕事は淀川小屋や新高塚小屋のし尿を汲み取り担ぎ下ろすのも仕事だそうです。そこにきて遭難者の探索…いつも世話になっているのに自己顕示欲を満足させたいだけでヤマレコ載せるのはやめようと決めました。トーフ岩の記録は非公開としアップするのをやめました。
h321さん、こんにちわ。
その場合は、赤ロープに
『遭難者多発しています。一般登山者はご遠慮ください。』
と書くのが互いに親切というものではないでしょうか。
初心者ダメくらいなら、そこそこの登山者は進入すると思います。
後出しジャンケンでダメですというのは誠実ではないです。
私も他所ではよくその手の標識に出くわしますが、
上級者のみ、単独禁止と書かれていれば入りませんし、
初心者ご遠慮くださいと書かれていれば、行ってしまうかもです。
遭難者が多いのは現地の案内が不親切だから、、と
思われるような内容に思いました。
そのガイドさんにはそのような感想を持ちました。
k-yamaneさん、コメントありがとうございます。私も最初はそう思いましたが彼らの立場で考えると仕方ないし、『私、遭難しませんから大丈夫です』とは言えません。ちなみに翌日お話しした別のガイドさんは『ちゃんとした経験・装備があれば僕はいいと思います、ただしすべて自己完結できることが条件』と言っていました。誤解ないよう付け加えるとそのガイドさんに悪い印象は全くありません。…難しい問題ですがもう少し親切な表記を塩てもらえばありがたいとは思います。
h321さん、こんにちは。
色々難しいところですね。こういうのって上手く線引きできるものでもないですし、観光客も登山者も自分の能力を客観的に判断出来る人って自分含め少ないと思います…ただガイドさんの物言いが逆に反発心を生んで煽ってしまうこともあると思いますから、是非柔和な態度で接して頂けたらと感じます^^どなたにも平等に声かけをする、言いやすい人にだけ言わないだけでも気持ちよく受け入れられます。
いっそわかりやすい罰則があるほうが効くとは思います。
minislopeさん、コメントありがとうございます。たとえば冬の北アルプスを観光客が入ることはないですが屋久島の場合はありえます。今回、初日に白谷雲水峡に行きましたが、10人中1人くらいは靴が観光用の靴なのに奉行杉コース歩いてました。まあ、あそこで遭難はしにくいですが大雨なら渡渉途中で流されることもあるでしょう。ちなみに我々に声をかけたガイドさんは柔和な方で不愉快な対応ではありませんでした。
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