3年前から山登りの楽しさにはまり、東広島周辺の山をあちこち歩いていましたが、広島近郊で誰もが目にしている山々なのに、何故か?すっぽり抜けていたルート。眺望は期待していなかったこの山行で3つ、印象に残る景色がありました。
<その1>JR芸備線:上深川(かみふかわ)駅から木ノ宗山に登り、城山跡の山頂から北東側を眺めたら、白木山〜鬼ヶ城山と三篠川を挟んで高鉢山の頭が、雲海のように広がった雨もやの上に浮かんでいました。澄んだ景色もいいけど、山の大きさを感じる光景にしばし魅せられます。。
<その2>木ノ宗山を過ぎ、二ヶ城山の尾根道を歩いている時、山陽自動車道:広島東IC方面が樹間から垣間見えました。お恥ずかしながら、いつも広島方面に向かう時に通るトンネルが、この山の下だってことを知りませんでした。下と上の地図が繋がり、不思議な感覚でした。
<その3>二ヶ城山〜松笠山〜牛田山と巡り尾長山まで来た時に、広島市内からよく見える二葉山の仏舎利塔が目の前に。遥かに見える眺望もいいけど、臨場感のある違った角度からの景色はとても新鮮でした。
他にも心惹かれる景色はたくさんありました。。山行前のイメージより期待以上の景色を堪能でき、良き山行でした。
見る方向、角度が違うだけで、景色は様々に変化します。ものの見方まで変わってくるようです。ほとんどが車や自転車で行くことのできない山のてっぺんは、私の小っさ〜いスケールを広げてくれ、些細なことでチマチマ悩んでいる狭い了見から開放してくれます(^O^)。自分の存在の小ささを感じつつも、一歩一歩積み重ねれば、立派な山のてっぺんに立つこともできる。色々教えてくれます。。
これからも色んな時期に山に登って、良き人生を歩んでいきたいと思う47歳🐗のおじさんでした。。