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たまたま近くに居合わせたであろうオイカワやカマツカ、ヨシノボリに始まり、掛け鉤を餌だと思って食いつくウグイやアブラハヤ、アユ自体に食いつくニゴイなど多種多様です。
特に50cmを超えるニゴイは難敵で、取り込みに30分以上かかったことも…。
そんな中、釣れるべくして釣れる魚がいます。
それは、『ボウズハゼ』。
水質の良い河川の中・上流域に生息するハゼの仲間で、アユと同じように海と川を行き来する両側回遊魚です。
そんな魚が必然的に釣れる最大の理由は、『アユと同じように石の表面に生える藻類を食べる』からです。
生物学的に言えば、『同一の生態的地位(ニッチ)を獲得するためにアユと競争する競争者(competitor)』ということになります。
千葉県より西の、太平洋に注ぐ水が綺麗な河川で、海から遡上した天然のアユがいる場所であれば、掛かってもおかしくないボウズハゼ。アユみたいな味がするらしいのですが、私はカエルのような愛嬌ある顔を堪能してから優しくリリースすることにしています。
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