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日記
里山や山歩きをしていて、ふと思うことがある。林業が不振で、放置林が増えてきている。また一方で、必要のない林道が縦横に、奥深くまで山肌を縫ってきている。本来あった自然の森は、どうなってしまうのだろうか。杉や檜に偏った人工樹林を歩く時、これで自然の営みは保たれているのだろうかとため息が出てくる。古来、人間は自然を敬い、森の生物と共存してそのバランスは、うまく保たれていた。しかし、今やその生態系から完全に逸脱してしまっているような気がする。奥山まで、植林の爪跡はすすみ、水の流れを分断し、コンクリートの砂防ダムが、水質を変えてしまっている。「人は森によって生かされている」ことを、もっと認識を深めなければいけない。山の栄養分を含んだ水が、田畑を潤し、海の恵みを支えていることを、もっと知るべきだ。「自然は、いつも真実である」ことを、それぞれが知るべきであろう。
「自然の森」に対する提言
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finecloudさん今晩は、
現代社会の豊かな生活は沢山の資源消費の元に成り立っています。大変難しい問題です。
エコ、リサイクルの元、割り箸を使わないのは、林業を圧迫しています。人が過度に植えた杉は間引きをしなければなりません、間引きをした間伐材は割り箸などになります。割り箸が売れないと間伐が大きな負担となり、いわゆる放置林になります。
山に行くのに大量の燃料を消費し(温暖化、大気汚染)、林道を走って山に行ったり、歩く事によって大地を傷めているのは登山者でも有ります。
コメントありがとうございました。確かに、おっしゃる通り難問ですね。それに登山者も、「蚊帳の外」には置けないですね。
ゼロ・エミッションや「ごみの回収」も当然、自然に対する「畏敬」に含まれます。私も自ら、実践し続けるつもりです。
ありがとうございました。
finecloudさん、こんばんは。
山ブームで、山に入る人が増えました。
誰もが一度は植林や林道を通ったことがあり、砂防ダムを目にしたことが有ると思います。
ただ山の頂を目指すだけでなく、そこまでの自然にも目を向けて、自分が今歩いている森について考えられるようになると良いと思いました。
コメントありがとうございました。
皆が意識して、優しく「森」を見て行けば、きっと、自然はほほ笑み返してくれるでしょう。
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