コロナ禍という言葉が日常的に使われるようになって、もうだいぶ経つように感じます。この間、登山は『密にならずに楽しめるレジャー』として人気を高めたように思います。
そして、それに伴ってなのか、登山中の遭難事故のニュースをよく目にするようにもなりました。その度に、ネットのコメント欄などでは、「こんな時期に登山なんて」「遭難しても自己責任」「不要不急のレジャーの結果で怪我などして、医療資源を圧迫するなどけしからん」といった文言が散見され、一部はその通りと思いつつも、普通に山を楽しみたい自分としてはちょっと肩身の狭い思いがするのでした。
そんな中で、今日はたまたま、こんなネットのニュースを目にしました。
『高齢者は危険な登山をしているから遭難するのか? 山のリスクの実態をデータから探る』
https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=1840
具体的な数字から、登山にかかるリスクについて分析がされていますが、この記事によると、他の事故等と比べても登山のリスクが極端に高いということではないようです。実際に山に行けば、「おっと危ない」なんて場面はけっこう体験するので、この結果については少し意外でした。
この結果を以て、「登山けしからん」という方達とぶつかり合う気はさらさら無いのですが、これまでよりも少し、胸を張って登山を楽しめるような気がしました。
とはいえ、実際に山で事故に遭えば、多くの方に迷惑をかけてしまうことは変わりがないのですが…。やはり我々は山を甘く見ずに、できうる限りの準備をして慎重に山に入らなければいけませんね。
皆さんの山行が、安全で楽しいものとなりますように。
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