ヤブカンゾウの花を食す

この時期、田んぼの畔や川の土手に咲くのがヤブカンゾウ。オレンジ色の綺麗な八重咲きの花で、ちなみに一重咲きのやつがノカンゾウですね。
春先の若芽は山菜として利用されるが、実は若芽より美味しいのがこの花であります。
天ぷらにすると、わずかなぬめりと甘みがあって、晩メシのおかずにもよろしい。ノカンゾウも味は同じですが一重なんでボリュームがないです。
山菜天ぷら好きの我が家では、早春のフキノトウに始まり、カラスノエンドウ（これも意外とイケる）、タラの芽、ハリギリ、コシアブラ、ウドの芽と続き、締めくくりがヤブカンゾウの花です。
これから７月中旬頃まで咲き続け、一部では雑草扱いで刈られちゃったりしますが、なんかもったいない気がします。

写真は左が咲いてる様子、中央が採取したもの、右が天ぷらです。
興味のある方は一度食してみたらいかがですか。