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訓練でしょうか、ヘリの音が何度か聴こえ、その度に空を見上げ飛び去るまでずっと音を追っていました。
ヘリが救助に来てくれた時の安堵感と申し訳なさ、救助隊員の頼もしさ、暖かさ、機敏さ、穂高の山々を縫って進むスピードを想い出します。
改めて救助頂けたことに感謝するばかりです。
自分を救助してくれた機体(はやぶさ1号)は、その後調べたところ長野県警ではなく警視庁航空隊の所轄で、東京(立川か江東」が拠点のようでした。
多摩川の上に拡がる空を見上げながら、あの音が、機体が、乗務する隊員が、もしやあの時と同じなのかもしれない、と思いを馳せて見送っていました。
→(後日訂正)
長野県警察航空隊に御礼に行った際に教えて頂きました。救助して頂いた機体は県警の「やまびこ1号」だったそうです。
hatsuさん傷の具合はいかがでしょうか?
順調に回復してますか
救助のヘリといえば思い出すのが昨年の夏のこと
僕らはある団体を百名山の一つの山に案内したとき
一人の方が歩行困難になり、吐き気と呼んでも返事がない
これは重い熱中症と判断、まだ頂上に近い稜線上だったので
交代で担ぎ下ろすのもリスクが高い
止む無く119番、ヘリで病院へ運んで頂いた
ヘリが来るまでの焦燥感と来たときの安堵感と、強さ、速さに
圧倒され呆然と見守るだけでした。
ヘリを呼ぶのは最初は躊躇したが、病人にとってベストな選択を
して良かったと思います
この時ほど日本に生まれて良かったと思ったことはありません。
(その方は病院で点滴を受けその日の内に帰宅された)
hatsuさん 交通事故で救急搬送されるのと山岳遭難でヘリ搬送
されるのは本質的に違いは無いのです、警察や消防がその時の
最適な方法で救助、搬送、任務を遂行された。(有り難い事ですが)
彼らはそれが任務だからです。
ですからそんなに負い目に思わなくても良いですよ
命が一番大事なのです。
北鎌、明神、前穂北尾根、どのプランをする時でも必ずレコが目に留まり大いに参考となった(但しとても真似は出来ない、及ばない)先人であり達人である方からの配慮の言葉、心に染み入ります。
有難うございます。
怪我の方は新しい装具が完成し、明日からお試しの松葉杖時差出勤にトライ出来るところまで来ました。
今回奇跡のようにこの程度の怪我で済んだためか、贅沢な言い方にはなるのですが身体のダメージよりも心の痛手の方がキツイようです。
救助されたことへの負い目というよりは、人生に例えられるような「登山」に対する自分自身の拘りやキャリアや自負心、要はアイデンティティが根底から崩れてしまったような自信喪失・自己喪失のような気持の揺らぎのようなものなのかもしれません。これは恐らく山で失った何か、であるなら、山に行き向き合うことでしか取り戻せない、前へ進めないのかもしれません。
沢渡に置きっ放しのバイクを回収に行けるようになったら、警察等への御礼巡りと共に上高地にも寄って明神や穂高の山々を見つめに行きたいと思っています。
ここ数日の心の痛手は、私の救助の裏で北鎌の行方不明者の捜索が集中する救助要請が優先され打ち切りになっていたという事実を知ったことが影響しているようです。
滑落した日は天候不良でヘリが飛ばず、救助要請が多い中で翌日AMの限られた晴間を縫って早朝1番に自分と北鎌の要救を救助頂いたように警察の方から伺ったのですが、SNSで情報提供を求める親族の方のサイトでのやり取りをを見て裏での出来事と経緯を知りました。大変心苦しい限りです。救助の時間・回数が限られる中で、ヘリで向かう先の「順番」が有ったようで、私は早い順で対応頂けたということでした。この親族の方には連絡を差し上げました。
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