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2018年09月19日 22:47遭難全体に公開

松葉杖 vs 杖

松葉杖での電車通勤にも慣れては来ましたが、どうにも具合が良くないことが多々有りました。
-雨で滑る駅のタイルやマンホール
-傘差し
-階段、エスカレーター、段差
-平坦でない道、両端下がりの舗装路
-スピードに乗れない通勤の人混みや改札
-手摺り吊革から離れてしまった満員電車
-視線を上げずに向かってくる歩きスマホ
-レジかごが上手く持てないスーパー買物
-トレー運びがスリリングなフードコート
-……

特に駅や車内では杖1本の方が身体の捌き具合も宜しかろうと、mont-bell のT字ストックを買って来て最近は使い較べています。
期待通りで通勤シーンではこちらの方が取り回しやすく気軽ではありますが、一方で松葉杖とは違うアレコレにも気付かされました。
-腕力に頼れない分、脚が疲れる
(その分リハビリにはなるが
膝への負担に注意)
-目立ちにくい
(車内ではアピールも時に必要)
ー左右のバランスが崩れた時に、
揺れたり空いた手で何かを掴む、
手を付くことも有

そんな折、リハビリのPTに杖で歩行時の脚の動きやバランスをチェックされ「ダメダメ!」と根本的な誤りを指摘され正されました。

『杖は痛い脚の “反対側" の手で持つ』

これは基本中の基本とのこと、知らなんだ。
「杖を前へ出すと同時に痛い方の脚を出し、この時に普通の歩行時のように真っ直ぐ前へ出し踵から接地し、しっかり乗って体重を掛けることが大事で、脚や杖が横へ流れたり上体が横揺れするのはダメ。」
なるほど、指示通りにすると良い感じになりました。
PT曰く「街中で間違った使い方をしている人を見かけることの方が多くて嘆かわしい」のだそうです。
登山での使い方でも見習えることかと思います。

以下は SHINANO のサイト

https://kainos.jp/wp/

リンク先の以下タイトル等を参照下さい
「意外!使用者の8割が知らない正しい杖の歩行方(2)」
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コメント

RE: 松葉杖 vs 杖
写真を見てあれ?と思いました。
私も4月から7月初旬までギブス+松葉杖でしたから痛いほどわかります。
「前を見て歩いてくれ。」と何度思ったことか。
また雨の日のタイルの滑りは殺人級でした。
リハビリの先生からまだ階段はやめてくださいと言われたのに階段を降り始めて真っ逆さまに落ちそうになったりしました。
明神で助かったのに街中で遭難しては笑い話になりません。
また動く電車の中では座るようにしてください。
そのためにも病院の松葉杖のほうがいいと思います。
それでも席を譲ってくれませんが。(笑)
医者に言われたことは「転んだらおしまいだ。」です。
階段はもちろんエスカレーターにも乗りませんでした。
どんなに遠回りでもエレベーターを使いました。

なんか毎回コメントを書いて申し訳ござませんが、
無理をしないでください。

以前、腎臓癌が発見されたとき同じ病を経験されたhigaerisazenさんから「1年も過ぎれば忘れてしまうものです。」と励まされました。

ここ4年で全身麻酔の手術を3回受けましたが、松葉杖の苦しみはだいぶ薄れました。今しばらくの辛抱です。
2018/9/20 0:15
有難うございます
「転んだらおしまいだ」は良く分かります。せっかく切れた靭帯がくっつき始めたのにここで無理して変な転び方をしたら降り出しどころか更に悪化しかねませんので。特に下りの段差や階段は気を使います。登りも含め当然エレベーター優先ですが、、東急線は良く配慮されている一方で都営地下鉄は未だ不便な面が目立ち階段やエスカレーター利用を余儀無くされることは有ります。
松葉杖の不都合や恐怖もあり、滑ったりでバランスを崩しかけた際に脇の下から松葉杖が抜けないとつっかえ棒となりまともな受身の姿勢も取れないことが度々有り、かえって危険を感じました。また、腕ばかりに頼って脚を浮かすような歩き方だと、バランス崩して急に脚や膝に体重が掛かる時に負荷や妙な痛みを感じることも有りました。
リハビリのPTにも杖での歩行を見て頂いた次第ですが、私の怪我(膝内側靭帯)と筋力の回復具合なら杖歩行でも問題無いようです。但し膝の装具(かなり頑丈に保護してくれる)を必ず装着することが前提です。また、ゆっくり足にも体重を掛ける分歩行スピードは松葉杖よりも落ちてじっくりスローモーションでスタティックな動きにはなるのですが、左右にブレにくくはなるのでかえって転びにくいようです。
また、膝の装具は曲げにくいため電車では座る方が難儀でしてもっぱら立ってます。ボルダリングしていたからでしょうか、両手で何かを掴めていればかえって安全で安心です。もっとも怪我する前から電車では立つ派ですが。
2018/9/20 1:02
Re: 有難うございます
すいません。鏡に映る姿を映したのですね。(笑)
「脇の下から松葉杖が抜けないとつっかえ棒となり」
これで頭から落ちるところでした。
以来、ゴムカバーを外していましたが、杖を倒すと簡単にプラスティック部分が割れてしまいました。
2018/9/20 9:25
Re[2]: 有難うございます
写真は駅のトイレの姿見での撮影です。
・・背後に小便器が丸写りだったのでトリミングしましたw

松葉杖が脇に挟まりつっかえてバランスを崩しかけて怖い想いをしたのが数回有りますが、
階段やエスカレーター等の前後の段差だけでなく、予期せぬ左右の高低差でバランス崩すことも結構有ります。
自分の場合は右脚の怪我のため、「歩道やガードレールの無い舗装路での左側歩行」では左端が排水のためか低いため右の松葉杖がつっかえてばかりで難儀します。高さ調整のため松葉杖を角度付けて外へ開き気味に接地させると、背後から抜いていく歩行者や自転車がぶつかったりとでこれまた怖いことになります。特にキャリーケースの勢いには松葉杖は容易に弾き飛ばされるので恐怖です。
登山でもそうですが、普段の街中でも微妙な高低差や接地面の凸凹を瞬時に感じてバランス調整して人は歩いているのですね。普段は当たり前のこの機能が欠けた場合にこんなにも不自由なのか、また都会の路や駅でもこんなに凸凹や高低差、滑りやすい箇所が有るのか、を思い知らされました。
二足歩行のロボットの技術難易度が相当高いということを改めて思い出し、なるほどそうなのだろうと感じた次第です。
2018/9/20 12:15
RE: 松葉杖 vs 杖
 hatsu様、こんばんは。

 松葉杖の正しい使い方、全く知らなくて目から鱗でした。実は相方の周防さんが3年前に両足首同時捻挫をしまして。両方松葉杖(レンタル¥5千)生活。1ケ月ほどは毎日おんぶ生活をしていたのに…
 ちなみに、事故直後になんとか家まで歩いて戻って来たのが予後をさらに悪化させていまして、迷わず救急車を呼べば良かったと後悔しています。そのせいか1年間ほどは道路の両端が水捌けのためにわずかに傾いているのさえ、歩くと痛いと道路の真ん中よりを歩いていました。

 救急車も遭難救助も。呼ぶ”しきい値”が低すぎるのも高すぎるのもよくないですね。適切な行動はなにかと難しいです。
 さらに余談ですが、実は周防さん、頭を打って相澤病院の救急MRIにお世話になったことがあります。休日だったので119番で休日診療病院を教えてもらって… で「救急車を送りましょうか?」と聞かれたのですが、緊急性はないと判断して自車で行ったら¥5250余計に掛かってしまいました。うーん(;´Д`)

○政府広報:診療所などの紹介状なしで大病院を受けると特別料金がかかります
 https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201603/5.html

 閑話休題。困るシーンなんですが、スマホを見ながら全く前を見ていない歩行者が多いのは本当にやっかいですよね。横断歩道の上でさえそうなんですから、もう! 山道でそんなことしたら即滑落死亡事故ですよと言いたくなってしまいます。(三つ峠で歩きながらスマホ地図チェックしていて片足捻挫したのは秘密;大汗)

 このあとの日記で無事に御礼巡りもされてこられたとのことでなによりでした。これからも順調に回復されますよう祈念いたします。

 ところで(すでに読まれていることと思いますが)山小屋のブログで北鎌尾根の話を2つ、直接関係はないのですが御礼巡り中の遭難の話を見かけました。治りかけは大事ということで。。。

○大天井ヒュッテ:8月12日 遭難相次いでいます
 http://www.yarigatake.co.jp/otenjo/blog/2018/08/post-839.html
○同:9月1日 北鎌尾根への警鐘
 http://www.yarigatake.co.jp/otenjo/blog/2018/09/post-856.html
○阿曾原温泉小屋:北海道、がんばれ!
 http://azohara.niikawa.com/news/2018/09/n20180906b.html
2018/10/1 22:53
としみず さん
大天井ヒュッテの小池オーナーさんですね、東鎌や北鎌(貧乏沢経由)をやった時に宿泊しお世話になり、また毎回北鎌情報を集める時にブログをチェックしていました。バリエーションの初級ルートとしての北鎌の番人として、毎年シーズン始めにルートのパトロールやメンテナンスをされており、また北鎌での遭難事故や分不相応なレベルの登山者を見たりといあわせを受けたりでご苦労もされ心を痛めておられます。この様な方のサポートが有ればこその我々の登山というものか成り立っているのですね。
3番目のリンク先は、、なんというご不幸なことでしようか。。でも身につまされます。リハビリステッキ歩行も、最初は超スローで丁寧に慎重に、であったのが、最近は平坦なフロアでなら頑張れば人の流れに何とかついて行けそうな程度にはなりつつあるのですが、ちょっとした下り段差では油断すると接地時のショックで膝の痛みを感じたり、耐えきれずに膝カックンみたいになりそうで怖い想いをすることが有ります。、慣れてきた頃こそ逆に油断せず慎重にならないといけないですね。
2018/10/4 1:21
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