ダイトレとは屯鶴峯から大阪府和泉市の槙尾山までのコースで、全長約45kmの自然歩道のこと。
健脚ならば1日から2日もあれば行ける距離だが、そこは亀足の根性なし、けどもちょっぴり興味はある。なんとか行ってみるかと甲羅を上げた。
また行くか不明ではあるものの、次の時の記録として残しておく。
「河内長野まで45分ほどの自宅から出発、帰宅を含めて、家でゆっくりお風呂に入ってビール飲みたいから日中の行動のみ」を条件に、経験上、歩行タイムは「山と高原」よりも同等または、のんびりペースとなるのは明らか。
スタートをどうするか。屯鶴峯側、槇尾山側共、公共交通機関との兼ね合いで、即スタートにはならず注意。
屯鶴峯側なら公共交通機関前提で近鉄電車の二上山か上の太子からスタート、槇尾山側なら南海電車の和泉中央からバスに乗りさらに市営のオレンジバス利用になる。(調べた範囲で)
自家用車利用なら、登山口まで行って戻るか、置いて別手段にて戻るかの選択。
で、今回は、足掛け約8年こんなルートに
1 自家用車で万葉の森に車を置き(無料)万葉の森から屯鶴峯まで往復
2 送ってもらって竹内峠入り口から葛城山まで行き櫛羅の滝コースをロープウェイ前に下山してバス
3 自家用車で水越峠に車を置き(無料)水越から葛城
4 自家用車で水越峠に車を置き(無料)水越から金剛
5 自家用車で府営駐車場に車を置き(600円)久留野峠から金剛で伏見林道で下山
6 バスにて金剛山ロープウェイ前で降り、林道登って久留野峠から紀見峠まで、その後、南海電車紀見峠駅まで舗装道路を歩く
7 南海電車で紀見峠駅、そこからちょこっと歩き、ダイトレ紀見峠入り口から滝畑ダムまで、その後バスで河内長野駅
8 自家用車で滝畑ダム駐車場に車を置き(1000円、コーヒー券付き)滝畑ダムから猿子城山経由、槇尾山で復路に槇尾山から滝畑ダムでダイトレ利用
3と4と5は二つ行く体力があり、金剛からの下りで久留野峠を使えばバスなどの時間次第となるが一回でも可。
2を逆で行くと竹内峠から結局二上山越えになる(ようだ)。
6を逆で行くと西の行者から山の神手前の大バカ階段を登りに使うことになる。これは嫌。
7で行くと滝畑ダムのバス時間は1時間に1本で14時台はない。逆で行くと帰りが電車で時間が読みやすい。しかし滝畑ダム行きの始発は河内長野9時台。どっちを選ぶか悩ましいところ。
2、6、7は比較的しっかり歩く。その時のコンディションにもよるが6が一番疲労感が漂った。
3、4はダイトレ縦走目的で使ったのではないが、結果的にこうなった。
6、7は歩くスピード(亀足)を考え、自宅最寄り駅をほぼ始発で早出。よって、時間的に厳しかった所はなし。
2は自力で登山口まで行っていないので、自力の移動が前提の時は、近鉄電車の二上山から1と2を一気に行くか、平石峠あたりで区切るか思案することになる?
トイレのあるところ(万葉の森、持尾辻から葛城側に行ったところ、葛城山頂、金剛山頂、山の神側の紀見峠、岩湧山頂、滝畑ダム、槇尾山施福寺)ではすませておく方が無難。
標高は、高くとも1100メートルなので、夏は暑さ対策と虫対策は必要。冬には若干、積雪はあるものの、暑さを考えると、私は11月以降から翌年の5月くらいまでの穏やかな天気の時にする。
ほぼ森の中を行くことになるから、日暮れの時間には十分注意。
確実に水補給できるのは万葉の森(自販機)、葛城山頂(自販機、売店有り)、金剛の水(天然水)、金剛山頂(自販機、売店有り)、滝畑ダム(自販機、売店有り)。
ちょろちょろ水なら所々にあるが、枯れる心配とお腹の心配が(私は大丈夫だったが)。しかし、自販機や売店も売り切れや故障、撤去、撤退(施福寺の茶屋)などが考えられるので、持参が基本。
ルート上は案内もしっかりしていて、分かりやすいと感じた。ただ、巻き道や、横道へと向かう踏み後も多数見られ、迷うことも少ないとはいえ、それなりの準備をしておくにこしたことはない。
エスケープルート多数あり、携帯(私はドコモ)がつながる範囲も多く、時間や体調、天気次第なときは頭に入れておくと心の保険で余裕が生まれる。
また行ける気軽なルートなので、無理はしない。天気悪かったらつまらん。
道の駅ちはやあかさか、かんぽの宿富田林あたりから天気が良ければ槇尾山手前くらいまでの全容が眺められる。ハルカスからも見れるんかな?近鉄南大阪線の河堀口くらいからも見える。
こんな感じかいな。
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