今日の新聞に次のような記事がありました。
”今までにSFTSの患者が見つかった13県のうち3県で、地域の飼い犬もウイルスに感染している事が山口大の調査で分かった。
山口大の前田健教授らは昨年、40の都道府県で動物病院を受診した飼い犬計743匹の血液を調べた。その結果、山口、熊本、宮崎の3県で調べた飼い犬の16〜5%が、ウイルスに感染したことを示す抗体値が高い強陽性だった。(山口 16%、 宮崎 10%、 熊本 5%)
厚労省によると、人間の患者は13日現在、13県で43人が確認され、その内18人が死亡している(註)。
犬の場合、SFTSウイルスに感染しても発病したと言ふ報告はなく、犬から直接人に感染した例はこれ迄知られていない。
前田教授は「飼い犬で陽性が確認された地域では、身近な場所にもウイルスがいる可能性が高い。11月頃までマダニのシーズンは続くので、公園の散歩などでもマダニに注意したほうがいい」と話している。”
飼い犬から直接感染することはありませんが、犬に付いてきたダニに噛まれると、もしそのダニがウイルスを持っていた場合感染することになります。
今迄に、患者の発生が無かった県で、飼い犬以外の動物の感染が分かった県は、以下の通りです。
鹿の感染・・・・福岡、和歌山、長野
猪の感染・・・・香川
猟犬の感染・・・香川、三重、富山、岐阜
(註) 私はこの前の日記に書いた通り、SFTSによる死者は17人までしか確認できていません。
この新聞記事によれば、43人の内18人が死亡と厚労省から聞いたことになっていますが、未だ確認していませんので、確認できたらまた日記に書きたいと思います。
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