宮崎県は5月22日、80代女性が SFTS で死亡したと発表しました。
女性は今月上旬に発熱、下痢などの症状で病院に入院し、一週間後に死亡しました。
海外渡航暦はなく、4月に山林に入ったことはあった。しかしダニに刺された痕跡は確認できなかった。
これで今年の患者は4人、死者は3人になりました。死者は3人共宮崎県です。
今までの国全体の患者数は59人で、その内の死者は24人になりました。
死者は全て兵庫県以西、中国、四国、九州で発生しています。
なお、愛媛県では、今までに10人の発症者と4人の死者が発生していますが、マダニ200匹の内31%にウイルスが見付かっています。
去年、英彦山でマダニかどうか分かりませんが
両足のフクラハギ・耳と咬まれ痒くて腫れて
10日位往生しました。思い起こせば「獣道(鹿の通り道?)」を覗いた記憶があります。顔はしかたないとしても、足は十分武装していたのですが・・・・・。
bandana さん、今日は。
私は噛まれた事がないのではっきりは分かりませんが、マダニは噛み付く時に痛みを感じないような酵素を出すので、痛くも痒くもないそうです。
それにマダニは喰いついたら皮膚に入り込んで一週間や10日血を吸い続け、身体の大きさが5〜10倍になると言われています。だから腫れて痒いだけでしたら、マダニではないと思います。
mesnerさん、こんにちは。
マダニによる死者はどうして兵庫県より西側に片寄っているのですか?
それと、中国が発症地ともいわれていますが、海外への渡航暦はないって事は、種類の異なるダニですか?
harukasu さん、今日は。
マダニによる SFTS は数年前に中国で流行して注目されましたが、日本のマダニのウイルスは中国のものとは違うようです。
国内では、2013年1月に初めて確認されましたが、過去にも数件の死者があった事が分かりました。
ウイルスは急に出てきたものではなく、昔からあったもので、日本固有のもののようです。
ウイルスは北海道まで分布していることが厚労省の調査で分かりましたが、西日本に発症者が多いのは、やはり気候のせいだと思われます。
死者は圧倒的に高齢者が多く、殆どが60歳代以上の人達です。高齢者には抵抗力が無いのでしょうね。
幸いな事に、死者の中で登山中に噛まれたと言ふ人は、今までに1人か二人しか記憶にありません。
mesnerさん、こんにちは。回答有難うございました。
>日本のマダニのウイルスは中国のものとは違うようです。
僅かに遺伝子レベル違いますが、同一種でよいのでは。(専門的には「みなす」と表現しています)
>西日本に発症者が多いのは、やはり気候のせいだと思われます。
そうですね、研究所では種類が異なるのか、気温の上昇とともにウイルスが誕生するのか等の細かい研究をしていますので、明確な答えは出来ませんね。
特効薬はありませんので、日頃から細心の注意が必要ですね。帰宅後頭部の点検も忘れずにしたいですね。。
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