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探査機はやぶさが小惑星イトカワから持ち帰った微粒子が見られます。
光学顕微鏡での公開は世界初だそうです。
開館30分ほど前から並び、すんなり入れました。
お目当てのイトカワの微粒子の展示品のサイズは55ミクロン。
見た感想は、「ふーん」って感じです。実感は湧きません。
隣にいる係員さんに質問も出来ます。
最大の微粒子は300ミクロンほどで、55ミクロンでも大きいほうらしいです。
遥かかなたの宇宙空間から持ち帰られたものが目の前にあるとは、なんだか不思議な感じがします。
見た目の派手さはありませんが、途方もない偉業を成し遂げた結果、そこにあるということはよくわかります。
いやー。貴重なものが見られた！
顕微鏡を覗き終わると記念のカードが貰えます。
知らなかったのでこういう記念品が貰えると嬉しいです。
隣にモニターが有り顕微鏡の映像を映しています。モニターを見るだけなら整理券は不要です。※写真��
微粒子が目当てで行ったのですが、一番印象的だったのは旧ソ連の「ビオン計画」で実際に使われた生物実験回収カプセルの展示でした。※写真��
直径2.2ｍの球体で中にサルやネズミを乗せて、2週間も宇宙を飛び帰還したそうです。
再突入の熱で表面は焼け焦げ、窓の中に見える機器にはキリル文字で何か書いてあります。
本物の威力と言いましょうか。
存在感と迫力がすごいです。
また、今年２月にロシアに落ちた隕石の欠片もあります※写真��
落ちた瞬間の街の様子の映像も放映されていました。
映像では強烈な閃光から衝撃波の到達まで２分半もかかります。
画面が真っ白になり一瞬あわてた様子の人達が、落ち着きを取り戻した瞬間に窓ガラスが吹き飛びます。
犠牲者が出なかったのが不思議なくらいです。
ちなみにこの隕石、イトカワの微粒子と成分が同じそうです。
他にも、はやぶさ２計画の詳細や実際に宇宙空間で使われていた様々な機器の展示があり、非常に有意義な時間が過ごせました。
しかもこれ、入場料も特別展示観覧も全て無料です！
こんなに盛りだくさんで無料だなんて、すごいと思います。
常設展示も農具コレクションが面白いですよ。
お近くの方や興味がある方はぜひおすすめです！
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