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縦走登山もいいし、雪山登山もいいし、バックカントリーも良さそう。夏なら釣りしながら沢登りもできそう。
谷川馬蹄型縦走、上越国境縦走、恋ノ岐川から平ヶ岳とか行ってみたい。
上越の山々はアルプスとは違った、奥深さ、日本の山っぽさがありますね。
谷川岳といえば戦後直後頃、クライマーたちがこぞって未登攀のルート開拓のために続々山に入っていきましたが、上越国境の山々が登られるようになったのは昭和に入ってからのようですね。
昭和７年９月号の『山と渓谷』第15号は「上越特輯」と銘打って、谷川連峰や苗場、奥利根の山々について紹介しています。
「登川（利根右岸）各ピークと沢の名称について」
「上越国境による雪崩方言分布調査提案」
といった記事は、上越方面の登山黎明期ならではの研究論文。
小杉源吉の「銀山懐古」という記事がよかったので、この人について調べてみたけれど、ほとんど情報がないですね。著作もないみたい。
谷川岳にしてて「上越国境の山々の概念を握らうとする人人はまづ谷川岳を訪れねばならない」と紹介していましたが、上越方面を登るならまずは谷川岳なんですね。
やっぱり晴れた谷川岳に行きたい！
ちなみにこの頃の『山と渓谷』は季刊発行だったんですね。
初めまして、こんばんは！
昭和７年９月号の『山と渓谷』！
貴重な資料ですね！
私の持っている『山と渓谷』は、終戦後の昭和21年９月発行の第93号です。
目を引く記事は、色々ありますが、面白い？のが、
山の食用植物と言うタイトルの記事です
食料不足だったのでしょうね
そして、スゴイ？と思うのが、『山と渓谷』の書体です。
今も、昔も、変わって無いみたいですね〜
ではでは、失礼致しました〜
ワダチさん
雑誌というのはそもそも出版社が売れるもんだそうって作るものではなく、山が好きでたまらん人同士が、オレの文章読んでくれ、オレの研究読んでくれ！と交換し合うためにやむにやまれず作ってしまうのがその起源だと思います。この時代の山と渓谷はまさにその熱気あふれる雰囲気が沸き立っていますね。
小杉源吉さん、80年ぶりに読んでもらって、感無量と思います。やはり錬った文章は紙に書いて残しておくべきですね。
ringo-yaさん
「ヤマケイ」の題字、たしかに今と変わっていませんね、気づきませんでした・・・。
自分の持っているヤマケイはちょうど昭和の初めくらいのものなので、戦時色はまったくなく、むしろちょうどスキーや登山が金持ちだけのスポーツから一般大衆のスポーツに広がった頃なので、記事だけでなく広告も見ていて世相を反映していて楽しいですね。
yoneyamaさん
この時代の雑誌は、本当に熱気に溢れていますね。自分も出版業界の端くれにいるので、こういう情熱溢れる雑誌や本を作りたいなと日々思う次第です・・・。
古本屋さんなどは「山の本は昔ほど売れなくなった」と言いますが、山に登るだけでなく、山書の世界への興味もますます尽きません。
はじめまして。 Boulder05と申します。
『山と渓谷』（＊）は、昭和4年に発行された田部重治の古典的名著ですが、これに感動共感した早稲田大学卒業したての登山家川崎吉蔵氏（山と渓谷社の創業者）が、田部氏の了解を得て新しい山岳雑誌の名とし、昭和5年に創刊したものです。
（＊）大正8年に上梓された前著『日本アルプスと秩父巡礼』の増補改訂版です。
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