終活登山日記31 今年の夏山は硫黄岳

毎年恒例の夏山、今年は八ヶ岳の硫黄岳に決めた。昨年は横通岳（常念山脈）に行き入下山に苦労したが、硫黄岳2泊なら山の初心者でも80過ぎの爺さんでも楽勝と考えての事だ。

今回は　1．関東地方の連日猛暑日からの避暑　2.山小屋でゆっくりうまいビールを飲む　3．山上からの風景を楽しむ　4．日の出、日の入りを楽しむ　5．今の体力を知る　　等が出来ればいいかなと思って歩き始めた。

8/1昼に桜平から入山しオーレン小屋泊まり、8/2硫黄岳山荘泊、8/3桜平から下山した。
3日間快晴無風 だが気温は低く、大汗をかくことはなかった。
オーレン小屋では小屋前のベンチで行きかう人々を眺めてびりちびり 、硫黄岳山荘では小屋前のテラスで山を眺めながらでチビリンピック 。
2日の根石岳山頂、3日の硫黄岳山頂からは北ア、南アを始め360度の絶景を楽しめた。
硫黄岳山荘からは久し振りに夕日を堪能、ご来光も拝むことができた。
さて、今の体力だが、始めの目標は天狗岳、横岳にも行く予定だったがどちらもパス。天狗岳は時間が無くなったから、横岳は意欲が無くなったからと言い訳したい所だが要は体力、意欲の低下のようだ。

硫黄岳は人気のコースで上天気だったので登山道は多くの人で賑わっていたが、皆歩くのが速い。山の初心者らしき人も女性も皆私を追い越して行く。思い返してみると、私が追い越した人は一人もいなかった。要するに私の歩行速度が遅いのだ。私は一人なので慎重にバテないように歩いていると言い訳しながら。追い越されても「くやしい」と思はないので余計追い越される。年々歩く速度が遅くなるようだがこれは加齢によるものだと思っている。
私の歩行速度を計算してみると、山では標準の1/2、平地では2/3のようだ。

下山後の体調も良く、筋肉痛にもならなかったので、今回の山行きは◎としよう。来年は84歳だが硫黄岳なら行けそうなので、来年に向けてトレーニングを頑張ろうという気になっている。



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