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今日の歩行区間約10kmの特徴はほぼ直線の海岸線で、海岸は高さ2〜30mの崖だが崖の上はほぼ平地で山はない。みちのくCTはこの海岸の崖上に作られた歩道である。海岸の1〜2km毎に田子の木漁港、前浜漁港等7つも小さな漁港がある。漁港と漁港をを結ぶ道路は無いが内陸部から各漁港に行く道路はある。したがって、みちのくCTは所々で漁港に行く道路と交差するのでいざという時の逃げ道には事欠かない。
途中にある侍石(さむらいいし)は海岸にある花崗岩の一枚岩で、昔南部藩主が休憩したとされる岩である。付近には侍浜、侍浜町の地名がある。
78km地点の侍石で中年女性3人組に会い、日本人かと思い声をかけたが日本語が通じなかった。また、昨晩の宿に西洋人がいたので宿の人に聞くと「みちのくCTを歩いている外国人がほぼ毎日宿泊する」との事だった。
今年春に歩き終えた東海自然歩道では個々の山に登る人は多かったが東海自然歩道を歩いている人には1組しか合わなかった。
その差は何だろう?宣伝方法?確かに色々なみちのくCTの宣伝を目にする。海外向けにどれだけ宣伝しているか私は知らないが、みちのくCTのハイキングマップの内容は日本語と英語が平行して書かれている。外国人のハイカーが多いことを見ると海外向け宣伝は成功しているようだ。外国人が興味を持つと日本人も興味を持つので、みちのくCTを歩く日本人も増えたのだろう。
みちのくCTはNPO法人が運営しており、イベントも多数開催している様だ。この11/3にも普代村から田野畑村のみちのくCTを使ってトレイル・ランの大会があり、160人が走った様だ。一方、東海自然歩道は役所主体のためか破損した登山道の整備は進まず、あちこちで通行止めが続いている。東海自然歩道も出来た頃は歩く人が多かったと聞いているが、みちのくCTがいつまでも賑わうことを祈る。
10月16日 7:15侍浜駅よりタクシーで桑畑漁港に着いたが小雨模様である。予報では朝には上がるとの事なので、しばらく待つ事にした。
8:00 雨が上がったので歩行開始。幸い以後雨には降られなかった
9:00 侍石 海岸にある巨大な1枚岩 10:20横沼展望所 11:20 白前漁港
12:20 本波漁港手前 13:15 本波上バス停
バスで久慈駅まで戻り、駅前の食堂で3日間の歩行を振り返りながら乾杯、家路に着いた。



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