1時間弱で神石山頂上。ベンチの上でストーブを点けて、彼女?に手際の良さを見せている若い男性や、犬を連れた夫婦連れなど皆さん思い思いに穏やかな山を楽しんでいる。
ここ数日空が多少濁っているようで、富士山や南アルプスがくっきりとは見えずぼやけている。暖かいせいかそれともPM2.5のせいか?
下山。普門寺峠の手前をボケーとしながら歩いていたら、ガサッという音が聞こえ、目の前に黒っぽい動物。びっくりして声を出したら向こうはもっとびっくりしたようで、樹林の中へ駆け下りていった。
標高200m程度の温暖な里山でカモシカに出会うとは思わなかったので、しばらくボーっとしてからカメラを取り出し、降りて行った先を探ったけど、姿を再度見つけることはできなかった。
2年前の冬に、標高400m程の富士見岩近くで、今日見たのより大きめのカモシカを見たが、今回はそれよりさらに人家に近く、山歩きをする人の多い場所。今年は暖かい冬なのに、山奥にエサが少ないのかな?明日あたり目撃情報が出てきそう。
葦毛湿原は完全に冬モード。イノシシだけは元気なようで、いたる所に掘り返しの後が。
湿原の環境整備?事業が進み、いたる所で雑木が伐採され積み重ねられ、近くにはキャタピラの足跡も。湿原の入り口には伐採の言い訳のような表記と、伐採した植物の実などが成果として飾られていた。
湿原が草原に遷移していく原因の一つに、水の供給量の変化があると思うけど、葦毛湿原では僕が歩き始めた30年ほど前に比べ、沢の水量や、山からしみ出す水も大きく減ってきた。原因は人間かもね?
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する