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70歳を過ぎてから、めっきり体力の低下を自覚しました。そう、「山が逃げて行く」んです。もう、新幹線なみの速さで逃げて行くんです。去年登れたあの山が、今年はずいぶん高く見えます。
白馬岳・白山・燕岳など、もう一度登ってみたいけれど、頂上までは無理かもしれません。北海道の幌尻岳やニペソツ山は、今思えば《あの時登っておいて良かった》と、つくづく感じるところです。
これからは「登りたい山」ではなく、「登れる山」を捜すことが賢明かもしれません。尾瀬・美ヶ原・立山・乗鞍・秋田駒あたりは行けそうだが…。谷川岳・磐梯山はどうだろうか。五分五分か?まあ、頂上まで行かなくても、見晴らしの好い所でゆっくり休憩して帰っても好し、花の写真をじっくり撮り、ブナの森にいやされるのも好し。今のところ「山を歩きたい」という欲求は少しも衰えてはいません。
北海道行きは平成21年が最後です。是非とも、久しぶりに今年は行きたいです。もう一度登りたい山があります。自信はないが、最後のチャンスかも。もし、幸運にも登れたら、報告します。《やはり「登りたい山」を登りたい》というのが本音ですが…。
写真1 ニペソツ山/北海道;東大雪 2007(平成19)9月
写真2 ミズバショウと尾瀬 2010(平成22)6月
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