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過日、民放テレビ番組の司会役アナウンサーが、「とんでもございません。」などと、またぞろ「とんでもない」言いぐさをご披露していた。
くだんのアナウンサーのくだん言いぐさは、再三再四耳にしているのだが、くだんの放送局の教育指導係は一体全体何をしてるんだろう。「責任者出て来い❗️」
「とんでもない」の丁寧形が「とんでもございません」ならば、すなわち「かたじけない」は「かたじけございません」、「もったいない」は「もったいございません」てなことになる。
余りに「みっともない」ので、また、余りに「ろくでもない」ので、本人より「正しくは『とんでものうございます』あるいは『とんでもないことでございます』でございます。」と、お詫びして訂正させなさい。
草葉の蔭から禿頭老人の再び叫喚して曰く、「責任者出て来い‼️」(ぼやき漫才、ご存知の方は少ないだろうけど。)
もし差し支えなければ、その中に「おっしゃられた」も混ぜていただいてよろしいでしょうか🤭
あるいは、これなどはもう「言語は生きており、常に変化し、世に受容される(もはや気にするのは爺ぃだけ)」側に含めるべき事例なのかもしれせんね。
Bright-Doorさん、こんにちは。
歳を重ねると、え? って聞き返すことが増えますよね。
そう言えば、1975年頃だと思いますが・・・、NHKテレビ番組の「連想ゲーム」で若手俳優(当時の言い方なら若手女優)が、大声で「目線!」と答えてました。すると、一緒に視聴していた亡父が、「それを言うなら『視線』だろ!」と、大真面目に横やりを入れてました。
当時、業界用語の「目線」もぼちぼち幅をきかせ始めてましたが、まだまだ一般的ではなかったのです。今では、「目線に立って」・・・という表現さえあり、今度は小生がかの亡父に代わり、「それを言うなら『視点に立って』あるいは『視点で』だろ、目線に立てるものなら立ってみろ!」なんてぼやき漫才してます。
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