昼から時間が空いたので金毘羅山のY懸尾根を登って頭で懸垂の練習してから、所属する山岳会有志の練習会にお邪魔してきました。良い時間の使い方でした。
普段の半休ならジムか走るかです。ジムも良いですが、残雪期の五竜に行くにはアイゼントレも必要だし、美しいムーブを学ぶのも大事ですが、バリエーションにとって必要なプッシュを多用した落ちない登りの練習も今は必須です。
特に今年の冬は冬期岩稜というよりはアイスに比重を置いていたのでアイゼンの岩稜歩きが足りていない気がしてなりません。Y懸はちょうど良い練習場だと思いました。普段仲間と一緒なら雑になるような場所でも午後でほとんど人もいない中で落ちても誰にも気付いてもらえないのでという訳ではありませんが、慎重に確実に、ホールドを引くではなく押すように手を置き、確実な足場を探しながら登りました。
数ヶ月前から一般的には簡単と言われるルートのリードを始めましたが、セカンドとは全く違う世界が開きワクワクすると同時に恐怖心も相当なものになってきました。「リードやらんとまともなビレイなんかできひん」という先輩の言葉どおりだと痛感している次第です。
今年の1月にクライミング要素の強いルートで難儀して思って事は一足飛びに進まず段階を経ようという事。だから残雪期の山の前にはちゃんとアイゼンを履いて岩稜を歩こうという次第。それと確実なザイルワークのおさらいです。
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