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100均で10メートルのメジャーを買ったので、御津の臥龍山 天守の井戸に物好きにもメジャーを垂らしてみようと思い立ち登った。御津支所向かいの登山口から入り、千鳥坂の丸太階段をうねうねと登り二の丸跡のベンチで一服。ふと上を見上げると、ソヨゴの木が小さな紅い実を付けて揺れていた。二の丸跡にある杉の木井戸跡は、半ば落ち葉に埋もれているが石組みが残っている。天守の井戸目指して臥龍山本丸山頂に上がり、本丸跡の北側直下にある大きな天守の井戸へと下りた。100均メジャーを繰り出して垂らしてみると、10メートル一杯出して井戸底に着いた。やはり10メートルの深さがあるのかぁーと思い、井戸の縁を変えて再度垂らしてみると井戸底にちょっと届かなかった。得心したので北の丸の近くにある白水の井戸に向かう。天守の井戸の規模には及ばないが、北の丸の登り口から右手に段々の地形を下りた下の段に白水の井戸がぽっかり口を開けている。きれいに石組みされている穴にメジャーを垂らすと4,7メートル程の深さがあった。計測を終えて北の丸に上がる。落ち葉に埋もれた樹林の中の北の丸跡は、東側が伐採されて樹木の覆う臥龍山の中で明るい展望地になっている。旭川対岸の赤磐富士が見おろす格好で見えて、砕石場のある山々が眺められる。熊山も覗いている。ここでお昼にした。束の間、埃っぽい雪がちらほら。北の丸を後にして道林寺丸の展望地に向かう。北西方面に開けた展望地からは、臥龍の麓に宇甘川の流れる田園風景がのどかで美しい。田園の奥で山空の山容が景色を締めている。カンカンカンと踏切音が聞こえ、津山線のオレンジ色の車両が見下ろす景色の中を過ぎて行った。治部ケ谷登山道を下ると、新たに一基砂防堰堤の建設工事中だった。砂防堰堤を過ぎたあたりで左手の山道に入る。山裾を巻く道を進むと右下に七曲神社が見えた。千鳥坂の分岐に戻り、御津支所の駐車地点に戻った。
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