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午後鬼ノ城へ行く。お気に入りの鬼城山林間コースをゆるゆる歩いた。歩く先々に、ネジキの白い花が房になって咲いていた。赤黒い小さな丸い実を、枝の下側に並べて下げているのはナツハゼだった。黒く熟すとブルーベリーの味らしい。枝先に赤みがかったベル型の花を僅かに残している枝もあった。ベニドウダンの花はとっくに終わり青い実になっていた。それでも探してみると一房紅い花が残っていて一寸嬉しい。ヒメヤシャブシの、くっきりした葉脈の葉っぱに足を止め、オオバヤシャブシと実の付き方の違いなど見て歩いた。ヤマツツジの花は、いつまでもあちこちで咲いている気がした。林間コースを抜けて第二展望所から眺める屏風折れの石垣の彼方に、二上山が小さく望めた。ホトトギスのさえずりも聞こえる。風が吹き通る屏風折れの石垣から、下方の谷底に鳴る鳴谷の渓流の音を聞いて、西側の外周遊歩道を進む。ベニドウダンの木を発見。ここにもあったのかと思った。実が付いてなかったら見逃していた。晴れ間が広がり、夕刻の涼しい風に吹かれて鬼城山を下りた。
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