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1時に自宅を出発、新東名の新静岡から長い下道を経て畑薙の夏季臨時駐車場に5時過ぎに到着。平日の金曜日で天気予報も微妙だったので駐車している車は少ない。6時45分くらいに臨時便のバスがでて、椹島には8時前に到着。
一日目
椹島(7:55)→千枚小屋(11:50‐12:05)→千枚岳(12:25)→丸山(13:35)→悪沢岳(14:00)→中岳(14:50)→前岳(15:00)→荒川小屋(15:50)
反時計回りで周遊予定でまずは千枚小屋を目指します。花もほとんどない小雨降る長い長い樹林帯を、四時間かけて1500mの標高差をひたすら登るのは心が折れそうな時間。しかし千枚小屋で昼食を取っていると小屋の方が、『今年は花が遅れているので稜線の花畑は今一番の花盛りですよ』と。そこはまさに天空の花畑、タカネマツムシソウ・タカネビランジが花盛りでザクザク、他の花も沢山咲いていて色とりどりで美しい、疲れも一気に吹っ飛びます。
千枚岳の先では小雨もやみガスも抜けてきて、高山植物と青空とこれから歩く荒川三山が綺麗にみえてきます。さらに進むとお花もトリカブト・イワインチン・ハクサンフウロ・タカネコウリンカ・コバノコゴメグサなどが主体にかわってきますがお花畑は続きます。予定より少し遅れて、なんとか宿泊予定の荒川小屋には4時前に到着。
二日目
荒川小屋(4:30)→小赤石岳の肩(5:40−5:50)→小赤石岳(6:05)→赤石岳(6:25‐6:55)→赤石小屋(8:35‐8:50)→椹島(10:50)
天気は良好、昨日歩いた荒川三山や今日歩く赤石岳、そして雲が少しかかっていますが富士山も綺麗に見えます。登山道わきに雪渓が残る場所ではまだチングルマが花盛りです。山頂に近づくと風がやや強くなりガスが湧いてしまい、山頂付近だけなかなかガスが抜けませんでした。
下山路上部の沢沿いも花畑。雪渓が遅くまであったところでは、ハクサンイチゲやミヤマキンポウゲが群生。稜線などで見てきた花の他に、ミヤマシャジン・ミソガワソウ・クルマユリなども咲いていました。
かなりハードなコースを、一泊二日の強行軍で歩きました。帰路は椹島10時30分のバスには間に合わず13時発になってしまいましたが、高速も秦野中井から先が少し渋滞した程度で19時前には帰宅できました。しかし、数年ぶりに足の筋肉痛になりました。
画像1 すごい数で咲くタカネマツムシソウとタカネビランジなどの花畑
画像2 小赤石の肩からの小赤石岳と赤石岳〜早朝は綺麗に見えていた
画像3 タカネコウリンカとイワオウギなどの花畑
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