2022年3月6日(日曜日)雨のち曇り
朽木古屋の登山口に着くも外は雨降り〜車内で準備するがリーダーは車から出て行き急いであとを追うと奇跡的に雨が止む
雲の流れは早くて忙しない
橋を渡ると林道入り口から除雪されており驚く
登山ポストは埋まっており1m以上の雪壁が続いています
地道ではスノーシューが汚れたのので途中からは壁の上を歩いて分岐の橋へと進む
橋を越えると支尾根に取り付き急尾根を登る
ピークを二つほど越えると左手に三国岳方面が少し覗めたが北風が強く吹き右頬が冷たい〜ネックウォーマーの隙間から容赦なく粉雪が貼り付いていたからです
…休憩するとリーダーが「今日は難しいね」と呟く
即だに私は「先ほど三国岳から登っておいで!と誘われたよ」と告げる
〜直感的にそう思っただけでした
今日は長いルートなので装備はショートロープとツェルトと手袋の予備のみの軽装で挑む
とりあえず高島トレイル縦走ルートに合流すれば先が見える筈と登って行く〜雪山なので鬱陶しい藪もなく歩き易い
支尾根を越え高島トレイルに合流すると北風が帰れとばかりに吠えていた
フードで顔をカバーしていると
リーダーは既に山頂へと向かっている〜時刻はまだ10時過ぎでタイムリミットまで十分余裕がある
大木跡から少し先で痩せ尾根となり岩場が立ちはだかると右側は凍結しており厳しい
左側から岩場の裾の雪を踏み固めると岩場を巻いて少しずつ上がれた…雪が多くて助かります!
P920は西のP941への分岐点です
沢登りや藪漕ぎで何度も歩いておりピークへの遠回りも可能ですね
すると不思議に日射しが戻り谷間に光明が差す
急いで携帯を取り出し撮影タイムで足が止まる
広い谷間に大木が点在しており幽玄の世界ですね
北風も弛み歓迎の証と思った!
喜びも束の間で携帯が作動不能?
リーダーは先に居るので追いかける〜せっかくの良いシーンを撮り逃しました
写真はリーダーに任せ私は脳裏に焼き付けるだけです
時計回りに緩やかにルートは上がって三国岳へたどり着いた
手作りの標識に「久多の三国岳」と書かれていました…滋賀県から登ると桑原の三国岳かな?
携帯を調べると写真はOKとなり安堵するがGPSは使えなかった
写真を終えると帰路は大回りに谷間の散策です
無垢の雪原に足跡を残して去り行く二人です
〜ピストンでも地吹雪で足跡は消されており慎重に下山を続けて高島トレイルから支尾根に合流して一息つけた
私は下りが苦手です!両足に念入りにテーピングしたので今回は故障もなく済みました
一度だけ雪を踏み抜いて難儀するが、淡々と尾根から無事に下山を果たす
林道の途中で地元の親父さんと出会い話しを交わす
除雪は水道設備の為!
昔は林業が盛んで冬場に伐採した倒木を雪を利用して下ろして賑やかだったとのことです
青空が出るも車に着くと突然の雨降りとなり急いで車に乗り込んで
静かな集落を走り初めました
春一番が吹き荒れて、雪解け水が川に溢れ勢いがあります!花粉も少し出始めたのようです…帰り道では琵琶湖周辺まで雨模様でした
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