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喜怒哀楽の感情の起伏の激しい、気性の荒い、癖が強い、パートナー。
俺はこいつと長年腐れ縁で付き合ってきた。
奴の気分が良いときには、俺の手を繋ぎ肩を抱き上げ、素晴らしく美しい世界をエスコートしてくれる。時に美貌に変化して、悩ましく俺を山へと誘い、ときに壁に変化して掛かってこいよと挑発する。数知れず、奴は俺をそこへと巧みに誘い、俺もそれを承知で誘いに乗って今まで付き合ってきた。
その経験は、確実に俺の心を広く優しく豊かにしてくれた。
でも、奴が気分を損なうともう手に負えない。何を弁明しても無駄、ただ俺を拒むだけ。巧みに俺をそこへ誘い誘惑してきたことなどつゆも知らず、命さえ奪おうとする。
奴が気分を悪くするときは予兆として知ることもできる。そんなときに奴に会おうとした時には、俺の方に落ち度がある。でも、全く予兆もなく激怒に変わるときもある。
いずれにしても、そんな時には、奴と全力で戦うしかない、耐えつつ忍ぶしかない。今まで何度もそんな奴と戦ったり忍んだりしてきた。
その経験は、確実に俺を強く気丈にしてくれ、また相棒を人を信じる大切さを教えてくれた。
今までどんなことがあろうとも、俺は、奴を憎んだことも、恨んだこともない。むしろ、多分愛してる。
山とは、人が死ぬ場所では無く、人が生きるために最大の努力をする場所である。
確か、劇画「K2」にあったフレーズ、主人公はこの上は地獄だ、と呟き更なる高みを目指していく。
ただ、俺は知っている、お前は人としてみれば最低の人間性だ。でも、お前は人では無い、山だ、そこは、人の世界でなく、お前達、山神達の世界だ、そこに、人が踏み入るのを、お前は決して拒まない、ただし人にとっては過酷な世界だ、だから、人はそこに住まず、低みに降りる。でも、俺のような少し変わった人達は、逆に高みを目指して、お前達の領域を少しだけ歩かせて頂く、そこで、お前達と交わることに、至上の喜びを感じる。
ただ、俺は信じてる、お前は怒ってばかりじゃないよね、お前が高笑いしてる時は俺も笑えるし、いいとこも沢山あるし、一緒にいるだけで俺は楽しいし、言葉にするのは難しいけど〜
俺はそう思って、奴と付き合って行くんだろう、多分死ぬまで…
shinjunさん、こんにちはーー!
最初の二行目、、私の妻の事かと思いました(笑)
私も山の「手の平」の中で遊ばさせてもらっている感じ。
昔は良くいた近所の物知りのおじいちゃん。
近所の子供たちを集めていろんな遊びを教えてくれたり
時には並ばされてゲンコツもらったり、、、。
高山も里山もそれぞれ色んな事を教えてくれる。
ずーっと大好き、こちらも大切にして行きたいでデス。
こんばんはー、長野市にお住まいですか、トレイルランやってるんですよね??凄いですね😃
お嫁様のこと、最初の二行、それこそが相性でしょう、腐れ縁であっても離れられないパートナーですよ、奥様は🎵
私なんか、離婚しちゃってますから、気性の荒い山みたいな存在かもです、いい人いたら紹介してください(笑)。
いつか山で会えるといいですね😊
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