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三等三角点の標石の寸法は15cm角。
とりあえず写真に写した石柱の一辺は35センチ程ある。十字の刻みが入っているのでこれもなにか意味があるのだろうと思う。
でもこれは絶対に標石ではないだろう。
大きさが違いすぎるし、三角点の文字の掘り込みがない。
山名柱のまわりを4〜5回まわって探すが見当たらない。
10メートル程離れた岩場にも行ってみるがない!
現場ではこれ以上どうしようもないので諦める。
帰ってから確認しようと決めた。
帰ってから三角点のブログなどをネットサーフィンしていると「観石万歩」さんのブログに行き着いた。
三角点を訪ねてという中で武奈ヶ岳に登った時の記録と写真には私の求めているものがすべて記録されていた。1913年10月の登山記だ。
感謝!。
一部要約転記させていただくと、
山頂が削れて標石がほとんど露出して、倒壊したらしい。
私の写した石は盤石といって標石の地下61cmに埋設された一辺36cm角の石である。
これはもしもの時に標石を復元できるように設置したもので、中心線が標石と一致している。つまり測点位置は一致しているが高さは違うかもしれないということか。
武奈ヶ岳の標石が露出して倒壊したということは、標石部の表土が61cm流れ、三角点部は標高が61cm低くなったということになるのか。
ーということで、国土地理院は武奈ヶ岳の標高を公式には公表していないということか。1970年以降!
長すぎないか?未調査の期間が。
なにか書いてあったなーと。
しっかり見ないといけませんね。
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