まあ、この辺はすでに手にした方々の感想などが、ネット上に数多く記されているので、ここで改めて頂いたマスクに対してどーのこーのは言わない(笑)
ここでは、自分の過去の経験と今回の件を照らしながら、今後自分が同じ立場だったらどうすれば良いのかを考察してみたいと思う。
昔々、今から25年ぐらい前のこと、私は、某社の東海地方にある某支店に所属していた。某支店は、某社において、80店舗ある中で、常に5指に入るような優良店舗であった。※先輩たちが優秀だったんですけど(笑)
優良店舗は、毎年本社から表彰され、表彰状といくらかのお小遣いを頂くことができた。頂いたお小遣いで、入社1年目は高級しゃぶしゃぶを、2年目は蟹の一番いいコースを、支店の皆さんとともに堪能させて頂いた。
皆で喜びを分かち合い、「また今年も!いやもっと上を目指そう!」と、さらに結束を固めつつ、頑張った結果、3年目、ついに最優秀店舗まで上り詰めた!
喜びながらも(さてさて、今年は何が食えるのかな♡)と期待に胸を膨らませていると、上司の中で、紅一点の某課長が「せっかく最優秀店舗になったんだから、飲み食いして終わらせるなんてもたいない!ここは何か記念になる物を残した方が良いんじゃないの?ねえ、支店長?」なんて言うじゃないか(;゚Д゚)支店長も支店長で、「良いんじゃないかな?みんなどうだろう?」なんて振ってきて…とりあえず、自分は下っ端だったし、その後起こることの想像なんてつかないものだから、深く考えずあっさりと同意。先輩や他の上司たちも、揉めたくなかったのか、自分と同じだったのか、最終的に同意。
かくして、某課長が練りに練った(のかどうかは知らんが…)企画の下、記念品として、上部中央に真珠をあしらった縦長の写真立てが完成。一人一人に渡された。
支店長「う、うん。流石は某課長。女性ならではのセンスが溢れていますよ」(声が震えて聞こえてのは気のせいか?この頃、忖度という言葉は巷にはなかったが、行動はすでに実在した(笑))
自分は正直戸惑った(-_-;)(写真立て…オレ写真撮らんしな…縦向き…真珠なんか付いているから、横向きにできないんじゃ…横向きの写真はどうするのかな…)
※当時は登山などをしていない不健康体であり、写真を撮るという文化もなく、携帯もカメラすら付いていない時代だったので※
下っ端の自分がこうだったから、先輩たちや他の上司たちは、直接本人には言わないまでも「こんな物なんかに金を使ったのか!」と言わんばかりのモヤモヤ感を滲ませる空気を放ちまくっていた(;´Д`)→しかし、これは同意した時点でアウト。おまかせした結果であり、要は賭けに負けたというまでだ。言いっこなしだ。
ここで気付いたことは、複数の人間を対象として、何かを分配するときは、実物は避けた方が良い、仮に実物に限定されるならば、残る物ではなく、消費される物が良いということだ。消費される物が良い理由は、例え好みに合わなかったとしても、その場で物理的に無くなること。中には「この気持ちは消えない!」なんて言う人もいるかもしれないが、少なくとも火種は過去のものであり目の前にはない。
人それぞれ好みも、ライフスタイルも様々であって、それを公平に満たすことを考えた場合、より兌換性の高いものが選好されるのだろう。それでも、どうしても残るものが欲しいというものであれば、カタログギフトなどはいかがだろうか…あとは、面倒だが一人一人のリクエストに応じた物とか。せめてもの「抵抗」として、なんとか記念とかのロゴ入りで(笑)
当然、特別な方への贈り物とか、頂き物は別だ♡
例えば、折り鶴ひとつだって、大好きな女の子から「あげる」なんて渡されたら、それだけで昇天もんだ♪
今回は遅きに失した感もあるが、国民一人一人に最も兌換性のあるものを配布するという政策が示されたのが、せめてもの救いだ。
さて、その後だが…某支店は、記念品モヤモヤ事件を乗り越え、4年目も連続で最優秀店舗を死守!と、いうことは…
支店長「おいairdiver。ちょっと某課長に、今年はどんなのにするか聞いてくれないかな?」
私「あ、私が聞くんですね。わかりました(なんでオレなんだよーブツブツ…)」
恐る恐る某課長にお伺いとたてると「宴会で良いんじゃないの?」とのこと。言い出しっぺとはいえ、余程懲りたんでしょうな。
この年はホテルバイキングで御馳走を堪能しました。
あっ、因みに件の写真立ては、いつの間にかどこかにいってしまいました(;゚Д゚)どうでもいいものと思ってはいたけれど、某課長を思うと大変申し訳なく思います。某課長、スミマセンでした。
私でちょうど100人目の拍手になったので記念にメッセージを残します。
まだアベノマスクは届いていません。今頃受け取っても有難さ半減かもしれませんが、実物を手にしたならばairdiverさんと同じように感謝の気持ちが込み上げると思います。プレゼントというものは心に来ますね。マスクを使うことは考えていませんがこれが20年、30年後になったら良い思い出になることは間違いないです。
雲取山は私も行きたいのですが、忙しく連休が取れないので当分無理です。こちら信越方面は妙高、火打と信越トレイルがお勧めです。雪国の新緑の樹林の清々しさはお勧めですよ。
ototuma200さん、こんばんは!記念メッセージありがとうございます!
そうですね。将来、あんなことがあったんだと思い返す日が来るかもしれませんし、その頃が、新型コロナも、ごくありふれた症例となっていることでしょう
ワクチンなどの対策が、ウイルスに追いつくまで、もうひと踏ん張りですね。
信州トレイルは、3、4年前に妙高高原駅から入山し、笹ヶ峰に抜けたのを思い出します。
楽しいルートでしたけど、その時が初ナイトでしたね
airdiverさん。こんにちは。遅コメ失礼いたします。m(_ _)m
私で、108個目の拍手?ということは、除夜の鐘の煩悩数?ですね・・・😅
10月になっても、コロナは続いていますね。
未だ煩悩は尽きません。
記念品のエピソード。すみませんと思いつつ、面白かったです。
Abeさん、少しはストレスから解放されて、ホッとしているのではないでしょうか?😅
マスク。私も大事にとっときたいと思っています。
miru_sankouさん、こんばんは!
書いたことすら忘れかけていた日記にコメントありがとうございます
記念すべき108個目を付けて頂き光栄です。
Abeさんの恩恵に肖った方も少なからずいたでしょうから、トータルでみたらそれほど悪くなかったのではないかとは思いますが
「終わり良ければすべて良し」の逆をいってしまった感が残念ですね
普通の男子に戻れた今、何を思うのでしょうね。
ほんとに、マスクの配布って誰が考えたのだろう
ではでは
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