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私のスピーチのタイトルは「地理院タイルを使ったオフライン地図作成機能」です。
興味がある方は、発表時に使用したスライドをSlideShareというサイトで公開しておりますので、ぜひご覧ください。
また、地理院地図パートナーネットワーク会議の概要については、下記国土地理院サイトをご覧ください。
「地理院タイルを使ったオフライン地図作成機能」スライド
http://www.slideshare.net/deepkaoru/gps-skywalking
地理院地図パートナーネットワーク会議の概要
http://ccpn.gsi.go.jp
会議全体のことについては、上記概要にありますように、開発者向けの国土地理院からの技術的なお知らせや地理院タイルに関する今後の展開、方向性や事例など、専門的な内容になるのでここでは、割愛します。地理空間情報に関する多くの資料が上記URLや国土地理院のサイトで公開されております。
さて、私のスピーチの趣旨ですが、登山と関係のある話なので、簡単にご紹介しておきますと、昨今の登山ブームの影響でグループ・単独を問わず、多くの方が登山を楽しんでおります。それ自体は歓迎すべきことなんですが、一方で警察庁の発表によりますと、多くの山岳遭難が発生しております。私のホームグラウンドの滋賀県・比良山系周辺でも、年に数名の方が、道に迷われたのか登山道を離れたエリアで遭難し亡くなられる事故が発生しておりまして、遭難者の家族・友人と思われる方々が、登山口で行方不明者の情報提供を呼びかけるチラシを配っているのを見かけたりすることも実際にあり、山岳遭難は、登山者にとって無関係な世界の話では決してないように感じております。
さらに、山岳遭難のおよそ41%が、道迷いであるというデータがあります。こういったデータを紹介しつつ、スマートフォンという便利なデバイスが普及している現代において、山での遭難を少しでも減らせることを願い、山好きのアプリ開発者として作成したのが、SkyWalking であり、それがこのアプリを世に送り出そうと思ったもっとも重要な動機であるということをお話しました。
ただ、まだまだそのようなオフライン状態でも使える地図アプリの存在が、遭難事例の多くを占める高齢の登山者を中心に広く一般的には知られていないのかなと思うことも度々ありまして、私のSkyWalking も決して万能ではありませんけれども、これからさらにGPSの精度の上がっていくことが期待できますし、またこのヤマレコのように、GPSロギングで得たデータを使って、多くの方とルート情報を共有できるWebサービスも浸透しつつあるわけで、使い方を知れば、登山の安全に貢献し、また防災学習や緊急時の現在位置の把握などにも、オフライン地図アプリは役に立つのではないかといった提案を、スライドを交えてお話させていただき、たくさんの方に熱心に耳を傾けていただき、私にとって手応えを感じた会議となりました。
会議終了後、私にとって思わぬ出会いがありました。それまで面識がなかったのですが、ヤマレコの創業者でCEOの的場さんに声をかけていただき、名刺交換をしながら山用の地図談義をすることができました。私が登山に興味を持つきっかけになったのが、このヤマレコでしたので、熱い話をすることができました。
私のSkyWalking はまだまだ進化中です。さらに使いやすい登山アプリにすることを目標に、工夫と改良をしていきたいと思っております。私にとって多くの有益な情報を得られた会議となりました。
そういえば、最近、山行ってないなー。
週に一回、ボルダリングジムには行ってるけど。
SkyWalking の詳細は、下記サイトをご参考ください。
SkyWalking オフィシャルサイト
http://deepkick.com/skywalking/
AppStoreからダウンロード
https://itunes.apple.com/jp/app/skywalking/id1090323263?mt=8&ign-mpt=uo%3D4
Facebookページ
https://www.facebook.com/skywalkingapp/
https://twitter.com/skywalkingapp/
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