![]() |
![]() |
![]() |
今日は、実家地域の共選所(きょうせんじょ)で桃の目合(めあ)わせ会がありました。
共選所というのは、簡単にいうと桃やブドウを出荷する場所です。
出荷には品種ごとにルールがあります。たくさんの農家さんがそれぞれ作物を持ち寄るので、売物にするには一定の基準が必要なわけです。基準を満たさない作物は、はじかれてしまいます。
具体的に、コレはOKでコレはダメ、とその場で実物を見せてくれます。見方を合わせるという意味で、目合わせという、とブラタモリでいってました。
今日のは桃の極早生と早生の目合わせでした。
ウチでは日川と加納岩白桃が該当しますが、両方ともまだ時期ではありません。見本には「ちよひめ」など極早生の品種が出てました(写真右・中)。
傷の種類や大きさ、色づき、熟度、変形の限度など、細かいルールがあります。収穫の際にはこれらを頭に入れておき、出荷できないものをはじき出すわけです。
また出荷までに、いつどんな消毒をしたかの記録を提出しないとなりません(写真左)。やることいっぱいですね。
農協と市場のスタッフから、今年の作柄と市場の傾向について簡単な説明もあります。
今年は、「贈答品の予約が前年の3割増」で「5月の強風でキズのものが多い」らしいです。そして「新規のお客様をのがさないためにも、一粒でも多く良い桃を出荷してください!量は力です!」なんて言われたり。
露地ものの初出荷ですから、ちょっと決起集会みたいなテンションで面白いです。
そんな目合わせ会が終わって、明日からいよいよ極早生品種の出荷がはじまります。
熱中症に注意して、今年もがんばりましょ〜!
素人目線ですが「いつどんな消毒をしたか」の記録用紙見ると、沢山の種類の薬品が記載されていますが、うち何項目(種類)ぐらいが通常なのですか?年によっても違うのでしょうが!
あまりに多くの薬品が羅列されているのに、ビックリします
暑さにめげずに、頑張って下さいませ
コメントありがとうございます。
そうですね、農薬の種類が多くてびっくりですよね。
他の農家さんの使用状況は分かりません。
といのも、「カイガラムシ防除」といっても、その効果のある農薬は何種類もあるのです。
その中で、自分の畑の品種や地勢に合ったものを、農家さんごとに経験で選んで使っているわけです。
毎年、防除暦という消毒カレンダーみたいなものが配られまして、それに適期と回数が載っています(写真の表にもありますね)。それをきちんと守って使用していますので、その確認のための記録の提出だと思います。
例えばハモグリガが大発生したら追加消毒をしなくてはなりませんが、それも定められた範囲内です。
自分は予防注射みたいなものと思っています。1回で効くのもあれば、3,4回の接種が必要なものもありますよね。
つたない説明ですが、ご理解いただけますでしょうか。
つづきです。
ウチの実家が何種類くらい使っているか、という話ですが
1回の消毒で、2種類くらいの薬品を使うことが多いです。
もちろん1種類の時もあれば3種類のときもありますが、
平均して2種類として、今まで桃は7回消毒しています。
予防接種の説明の通り、同じ種類を複数回使うこともあります。
また収穫後に消毒をすることもあります。
…という感じで、あとはご想像にお任せしてもよろしいでしょうか。
具体的にお答えできなくて申し訳ないですが、企業秘密?みたいなもので…
?だけでも、拝見した甲斐がありました🙏
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する