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昨年、日記「��17 森村誠一さんと山とオン〇」で、作家の故・森村誠一氏が山と、想いを寄せていた女性の思い出を綴ったエッセイを紹介したところ、多数の拍手を頂いた。もちろんこれは、氏の本歌が多くの方の心の琴線に触れるものであったからに他ならない。実らなかった恋、青春との訣別、これは多くの人にとって通過
前回、初めての登山のことを書いたが、その時に山そのもの以上に強い印象が残ったことがある。それは、出発の夜の「アルプス広場」の賑わいの光景だ。
「アルプス広場」は、かつて新宿駅の地下にあった広い空間の名前である。今では想像もつかないだろうが、当時は新宿から松本や南小谷に向かう夜行急行が一晩に何本
日記
カテゴリー「むかしばなし」の日記リスト
全体に公開
2024年 11月 19日 21:34むかしばなし
森村誠一さんと山とオンナ（続）
2023年 09月 02日 12:12むかしばなし
��17 森村誠一さんと山とオン〇
先頃、作家の森村誠一氏が９０歳で亡くなられた。
私は推理方面の趣味がないので、氏の作品はわずかしか読んだことがない（失礼）のだが、その中で強烈に印象に残っている文章が、山と女性に関わる一編のエッセイである。それは、私が登山に興味を持ち始めた中学２年生の時に母親が買ってきた、おそらく日本交通公社
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2015年 03月 03日 23:07むかしばなし
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2015年 03月 01日 22:30むかしばなし
山を始めたきっかけ
私が意識的に山登りを始めたのは中学２年生の時である。母親が新田次郎の山岳小説に嵌って「山、山」と騒ぎ出し、私にも読むように勧めたのだが、いくつか読んだ中で「孤高の人」に強く魅かれるものがあった。加藤文太郎は個性的なキャラクターではあるがまぎれもなくヒーローであったし、本の表紙の雪煙を上げる槍
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