アルパインリーダー登山学校の実習で
西丹沢のヤビキ沢にて沢登りデビュー。
濡れる・すべる・冷える・ヒル・ブヨ・地図読み
に対して、かなりの不安を感じながら
好日山荘で初心者用の靴・スパッツ・ソックスの
3点セットを購入。
4班に分かれ、講師の方々に付き添われながらも
支沢のあるところでは、それぞれの沢の方角と
周りの地形をメンバー全員で確認・進む方角を決定し、
高巻・岩登りのある箇所は
講師の方々の判断でロープを出していただきながら
10時間掛けて無事全員下山。
発見としては、
・フェルトシューズは意外にすべらない。
・ヒルはいなかった。
・ブヨも大したことはなかった(虫除けスプレー効果?)
学んだことは、
・コンパスの使い方が完全に理解でき嬉しかった。
・地形図の読み込みは難しく、まだまだ経験が必要。
・落石を起こさないように、ホールドを確かめつつ
もろい岩場を登るのは、今後沢以外のルートでも役立つ。
・崩れやすい土を下るのは、アイゼン歩行での下りに
通じるところがあった。
・新しいロープワークの技を学べた。
子どもの頃、イギリスの児童文学で
「ツバメ号とアマゾン号」シリーズが大好きだった。
夏の湖水地方を舞台に、4人の子ども達が
自分たちだけでヨットを繰り出し、無人島でキャンプしたり、
川を遡ったり、丘を登ったりして海賊ごっこ、
探検ごっこをするという冒険物語。
児童文学ながら、パーティーで役割を決めて行動したり、
川の遡行図や地形図が出てきたり、
専門的な用語が、子供心にワクワクして夢中になりました。
(ペミカンという言葉を知ったのも、この本から。)
そして、近所の川(笑)に一人で出かけ、
川の遡行図もどきを書いて、冒険気分を味わったものでした。
今思えば、冒険と山への憧れは、
その頃から育まれていたのかもしれません。
そんなことを思い出させてくれた
初めての沢登りでした。
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