登りのルートを、ガイドブックに載ってない、しかし20年前にはしっかりしたハイキングコースだった道を取った。丸太の階段は消え失せ、急斜面を直登だ。元は道幅の広いハイキング道だったのでうっすらと道形は残っている。しかし落ち葉がフカフカ、最近、人の歩いた形跡はない。多分ここの道使う人、1カ月に一組か二組ぐらいなんだろうか。
登山ブームとか言われて久しい。一過性のブームだけでなく定着してるみたいだが、ともかく土日の六甲・北アルプス夏山・比良山では武奈ヶ岳ーー人で一杯だ。
しかし、昨日上がったコースのように、ちょっとマイナーだったら誰も来ないのだ、そして歩かないから廃道化している。この山域をフィールドにしている方がいらっしゃるのだろうか、要所に赤テープがほんの少しあったが…。
体力のある人、健脚な人、力任せに高速道路のようなハイキングコースを走るだけでなく、こんな所にも来たらどうだろうか。走りたい放題だ、誰もいないから誰にも迷惑かからない。もっともフカフカの落ち葉の上、走るのはかなり疲れると思うが…。それにスピードあり過ぎで道を外す可能性大きい。まあ、道に迷った、と思ったら元に戻ればいいだけのこと、私は無理だが体力のある人なら,100m間違えて下ったとこを100m登り返すなんて、ヘイチャラだろう。
本当の登山ブームなら、こんなマイナーコースでも誰か来るだろう。
しかし、この道は登山ブームから離れて、昔からこの山域を愛好してる人達によって、支えられているように思う。
こんばんは。
以前、私のフィールドでもある奥美濃で「峠」に凝ったことがあります。車の無い時代の「命の路」だった峠もいつの間にやら廃道となってしまって、けものや「やぶ山」の物好きさんだけの世界となってしまいました。かつて奥美濃から越前へ抜ける峠は無数にありました。今、ひとが越えられるのは、高倉、冠、温見(ぬくみ)と油(あぶら)坂の4つしか残っていません。
でも、けものしか通らない峠でも必ず地蔵さんが残されています。土や落ち葉に埋まって見つけるのが難しいものもあります。峠の地蔵は山の三角点だから、掘ってでも見つけたいものです。
力まかせの高速さんには、この喜びは判らないだろうな。
massukelさん、コメントありがとうございます。
峠道にお地蔵さんですか、なるほど佐仲峠にもありました、小ちゃくて可愛いお地蔵さん。
歴史というか昔の人の息使いというか、深く掘り込まれた古道にはロマンがありますね。
廃道させたくないですね。
おはようございます
北関東在住でこの時期は地元の里山歩きがメインになっています
無雪期の百名山や名立たる山々は閉口するほどのハイカーですよね
週末の小屋泊やテント泊・・・考えただけで気持ちが萎えてしまいます
もちろん名の通った山にも行きますが、山の静けさや落葉樹の森の良さを感じられる低山や里山で静かな山を楽しむのも良いものです
幸いにも地元には標高500m弱の良い山があります
踏み後の薄い場所もあれば、明瞭な道が伸び山頂には自動販売機や駐車場のある山もあります
そんな里山を大切にしていきたいと思いますね
air_4224さん、コメントありがとうございます。
大きな雪山やサブいところが苦手な私には、里山は本当にありがたいです。陽だまりハイキングなんて、すてきですよね。
それに道の薄いところを行くのは読図の練習にもなります。
メインのコースだったら標識だらけで、地図を一回も見ないで歩けますからね。
sari-papaさん、はじめまして。
今に始まった事ではないですが、人が集まる所とそうでない所との差は大きいですね。マスコミやネットで取り上げられる所は、確かに良い所だから人が集まるのは仕方ないとして、良い所でもマイナー所は何故か人が行かない。
そんな所に行ってもSNSで自慢出来ないとか、インスタ映えしないとか言うのがあるのでしょうね。
逆に最近は、昔はそれなりの登山道だったのが廃道化している所を歩いて、バリエーションルートとかいって自慢しているのもあったりして、なんだかなぁ…です。
guchi999さん、コメントありがとうございます。
まあ、山に上がって自慢したいだけの人は、別に山に来なくてもいい、と思ってしまいますね。山の雰囲気、山そのものを味わってほしいです。
なぜ同じコース、同じ山にしか登らないのでしょうか。同じ山でも違ったコースがあるのに、殆どメインのコースしか行ってないみたいですよね。
道に迷うのが怖いのかな?一人が怖いのかな?
そんなのって登山じゃない!!と思ってしまいます。
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