先日の六甲ハイキングはストックなしで行きました。
その結果は、後半の登り、太腿が張って、疲れてるような感じがしました。つまりストック使用時は、登りの何割かはストックで補強して上がっていたということです。
下りは、ほとんど不自由さを感じませんでした。元々緩い下りや平地はストックある方が邪魔です。バランスを崩した時の補助ですが、大きくバランスを崩しているのにストックで体を支えようとするのは、非常に危ないです。手首を痛めることがあります。
急坂で大きな段差のある下りはーーこれを試してみたかったのです。
実はこの前の小金ヶ岳の急坂の下り、かなり難儀しました。十数年ぶりでしたが、当時はストックなしでスイスイと下りたように思います。
その頃はハイキングにストックなんか使ってませんでした。ストックは、テント泊など重装備の時に使うもの、という認識だったからです。
ストックがなかったら急坂が怖い、足が震える、そんなバランス能力の退化が見られるんじゃないか、と危惧しました。
ストックの功として言われることの一つに下り時の着地衝撃を緩和するというのがありますが、ストックなしでもそれを行うことは可能です。
急な段差を降りるときは、支点の方の足の膝を深く屈曲させて、着地する脚への衝撃を減らすのですが、まあ、毎回毎回、片足筋トレをやってるみたいなので足はすごく疲れます。
岩稜帯の下りでストックを使うのは危険だし、落石の原因にもなるので××です。だから、夏山で岩稜行く予定の人は、ハイキングにストックなしで歩く練習すべきではないか、と思います。
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