登山靴限定の｢腸脛靭帯炎｣の対策実験報告

2023年06月18日 22:18腸脛靭帯炎全体に公開

※前置きの注意書き
私は、身体構造に詳しくもなく、施術や道具の製造販売を生業としているわけではありません。不適切な表現も有るかもしれませんので、参考程度にお読みくださいませ。

～症状や特徴を簡単に説明～
･打撲や捻挫、靭帯損傷のような事実は無いのに、膝の外側が損傷痛のような激しい痛みを引き起こし、屈伸運動を伴う動きが苦痛&出来なくなる。
･登山の下り坂や、長距離長期間の自転車旅行などで発症。
･過度な負荷から解放されれば、2～3日の日常生活を過ごす短期間に軽減～治癒してしまう。

以上の事実をこの症状名が世間に広く認知される前から、体の使い方や、発症･予防･物理的対策など、20年近くを自身の人体で実験して軽減を模索してきました。

今までの思考錯誤や経緯、様々な実地実験を詳しく書けば、一冊の本にりそうな文章量になってしまうおそれがあるので、今回は｢登山靴｣についての考察のみに。それでも長文ですが(笑)

発症要因については、医院や整体のネット記事のとおりのようです。

私は、しがない平民で意志薄弱のため、生活制約やスポコンマンガのような熱意がないとストレッチを永続的に続けたり、補う筋力を付けた上に維持させ続けることは難しいということを体感しました。

登山靴に限った実験例
※個人差があるので、製品名等はあえて伏せておきます。

私の足サイズは、メーカー市販の10ミリ刻みの靴サイズの中間サイズの足形と自負しております。
靴販売店では｢小さいサイズ｣の方を勧められるため、購入店舗の試しで銘柄を決定したら｢小さいサイズ｣の方を購入して試し、別売で｢土踏まず｣の高さで足裏をホールドできる別売｢中敷き｣を購入ました。

これをフィールドで運用すると。
･急登で片側のカカトに強烈な負荷が掛かる。
･急な下り坂で片側の特定の指の爪に必ず内出血。
･急で長時間の下り坂を歩行し続けた場合には、腸脛靭帯炎が発症(必ずではないので個人的には好評価していた)

以上の理由で三年ほど履き方などを思考錯誤した結果、同銘柄の同モデル｢1サイズ｣大きい靴を再購入。
～製品変更点と仕様～
･同銘柄の靴サイズ一番手大きめ。
･靴下は｢厚手｣から｢極厚手｣変更。
ちなみに別売の中敷きは同じタイプ。土踏まず高さも同じ物を再購入。靴販売店でフィッティング装着。

～自身体験～
･2000m級の春山登山:ULではない天泊フル装備(20kg以上)
･日歩行距離20㎞程度。
･急登や足場の悪い不安定ありのコース。
以上のような環境でも、腸脛靭帯炎の症状は｢皆無｣。
※靴の中で左右方向に若干足が遊ぶ余裕が有るので、岩場ホールド性は低減。只今模索中。

靴の形状照合も有るが、中敷きで足首の動きを矯正させる効果が腸脛靭帯炎に限っては効いているような気がします。

今までは、｢効いたり効かなかったり｣な結果ばかりでした。※一時期膝筋肉を強化した時は別。
しかし、今回実験中のこの結果は、自分史上驚異的です。

症状や歩き方の癖、原因などは100人100様ですから、断定はできませんが、お悩みで試してない方は靴回りの試行錯誤や総点検もアリなのではないかなと。

症状軽減の一助になれば幸いと思いまし体験を報告てさせて頂きます。

ご清聴ありがとうございました。

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