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このような状況下で政府の専門家会議が提唱した「コロナウイルスと共存する新たな生活様式」は、登山界にも波及し、アプローチに利用される公共交通機関や山小屋に代表される宿泊施設にも感染リスク低減への取り組みが急務になっている。
一方、登山者の自己防衛対策としては、�．泪ぅ�ー利用�▲泪好�の着用��手洗い代用のアルコールジェルの携行�ぅ▲廛蹇璽舛魎泙瓩織宗璽轡礇襦Ε妊好織鵐垢粒諒歸�が言われ始めた。
したがって従来の登山スタイルも、登山時の感染リスクを低減させるため、変化せざるを得ない状況だ。
個人的には、次のようなトレンドにシフトするのではないかと予想する。
１、ツアー登山や愛好会が主催する団体登山やグループ登山が減少する反面、単独行登山が増加する。
２、山小屋等の宿泊を伴わない日帰り登山に切り替える登山愛好者が増える。
３、連泊登山の場合は、若者層を中心にテント泊が増加する。
４、交通機関利用や重荷なテント泊ができない高齢者の登山者数は大幅に減少する。
５、県境をまたがる越境登山が減少することから、自宅に近い「安・近・短」の地元の山に人気が出る。
６、登山者が多い人気の山（百名山や首都圏近郊の山等）は敬遠され、人とあまり出会わない山域や藪山指向の登山者が増える。
７、山小屋は三密防止のため収容人員が縮小化し、完全予約制に移行する。したがって、シーズン最盛期になれば人気の山小屋はさらに予約が困難になる。
８、山小屋の規模や経営体力によって、新型コロナ対策への対応力に格差が拡大する。利用者の山小屋選別が一層強まり、存亡をかけた戦いになる。
９、収容人員の縮小に伴い、山小屋に隣接するテント場が新・増設される。食事の提供やテントおよび付帯用具の貸し出しを行う山小屋が増える。
この中には、新型コロナ終息後も定着すると思われる登山トレンドが、いくつか含まれるはずである。
南アルプス南部の山小屋はいち早く今シーズンの全面休業を宣言したし、富士山においても今夏、山梨県に続いて静岡県側ルートも一斉閉鎖する方針を固めた。これは富士登山史上、初めての出来事である。
新型コロナは、日本のみならず世界中の生活様式の変化を余儀なくさせている。テレワークをはじめ電子決済・ネット通販・クラウド・ファンディングの増加もその一つで、これらの新たな潮流は、登山全般に大きな歴史的変化をもたらしそうだ。
ooihikariさんの予想はかなり当たっているのではないかと思います。
全国すべての緊急事態宣言が解除されれば、５は変わって来るとは思いますが、いずれにせよ、近年増えてきた中高年の登山愛好者にとっては受難の時代とも言えますね…。さらなる中高年パワーでそれを乗り越えてもらいたいとは思いますが。
また、単独行登山者が増えると予想されることから、より一層の「減遭難」対策が必要となってきますね。遭難原因で最も多いのは道迷いですから、ヤマレコやYAMAPなどの地図アプリの普及も重要になってくると思います。
全く仰る通り。私にとって、山小屋での人との出会いと対話は、登山の楽しみの一つでしたが、寂しくなります。
ただ、最盛期のタコ部屋や布団一枚に、二人寝は解消される面あるも、その分、完全予約制が増え、人気の山小屋は、相当前に予約しないと取れないという逼迫も考えられます。
また医療機関への負担軽減のため、遭難防止に、従来に増して注意が必要になると思います。単独登山には、天候急変を予知する予備知識やコンパスの扱いや地形図を読む力量も重要で、より一層のスキルの向上を図る必要があると思います。
いずれにしても、お互いにいろんな制約が当分続きますが、新型コロナとうまく共存する登山ライフを楽しみたいですね＾＾
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