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26歳の社会学者が紡ぐ若者論。
社会学だの若者論だのほぼ興味なしだったんだけども、タイトルのセンスにヤラレて購入。
今と将来を比べて今を幸せと感じる、というトコと、明治政府が日本と日本人を作った〜テレビ・ナショナリズムまでの流れ等々幾つか考えさせられた。
文体もそうだけどちょこちょこ入る筆者のシニカルなつっこみもあって、堅すぎず読みやすい。
結局、若者論なのか?て感じだけど、おもろかった。
パラダイス〜
ジョーカー・ゲーム、ダブル・ジョーカーに続くスパイシリーズもの。
やー、シリーズ通して変んない。安定して魔王ご健在でかっくいー。
短編・中編ものなのでサクサクっと読めます。
「絶望の国の幸福な若者たち」
先々月?ぐらいこいつを下敷きにして若者論のテーマで朝ナマやってたぜ。
全体的に、若者が将来の事(絶望?)を考えずに、とりあえず食べられて自由に暮らせる今の日本にいて幸せだから良いじゃないかみたいな考えじゃダメだ的な論調だったな。
香山リカは出演してなかったが、あいつが出てたら一人反論しそうだが。。。
今後の人口動態を考えると、インフラや社会制度含めて今の日本の状況はもう維持できない事を知らない(教えてもらえない)若者が多い。
平和ボケもここに極まれりか?とか思う自分も歳とったんだなぁと。
番組中の自分が幸せに感じる時というアンケートの1位、2位が、趣味をしている時と友達や家族と和やかに話をしている時だったのがびっくりした。
なに、自分なりの小さな幸せってやつ?やっぱ世界に一つだけの花世代なんですかね。
うちわで話すのもなんだかなと思いつつ。
新しいステレオタイプて言えるほど簡素に表してると思う。
こういう人がいると東大大学院てかしこい人やっぱいるんだなぁと。
イメージ的には禅とか仏教とか東洋的な思想に回帰してるイメージあるかも。この人にかぎらず、昨今の競争否定育児とか。
最近書店でみる啓発本もワリとこういう傾向強い感じがある。それで納得できれば幸せなんだろうけど、昭和終わり世代としてはモーレツ的な頑張りに価値観みいだしちゃうなぁ。
世代でわりとちがう土台で話が進むんだろうなと思いつつ、意固地に自分の話を言ってきたい。昭和おわり世代かつ前世期末世代としてはやっぱ、振り切れる程頑張ってなんぼなんじゃないかなぁ、、、とか。戦争を知らない世代、というにはちょっと遅い世代だからこそかもしれないけど。やっぱ生き死になとこまで行ってないのは大分ちがうんだろうし。
子供の頃にどういう教育、というか何を言われたかに寄るところが大きいんだろうけど、多少は競争がないとな、というのが前提で考えちゃう。
・・・とよっぱらいつつ書いてます。明朝みたら恥ずかしくて消してるかも。
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