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2016年06月20日 15:38未分類全体に公開

クマ目撃情報 今年は大幅増加

◆ 週末、田中陽希皆さんの講演会に行きました。
 陽希さんの話では、北海道のとある山で、クマの生息地と感じて10秒おきに、
「こんにちは〜」と大声を出して林道を進んだという話をききました。
皆さんも 山では、クマ鈴、ラジオをつける、ワイワイと話しながら登るなど
クマ対策をしていますよね。
わたしは、新潟の山で出会った地元の人に、
「鈴の高いは聞こえないから、低いガランガラン♪!ってする音がクマにいいよ」と言われてから、人が聞いて、うるさい!(笑)という鈴を装着するようになりました。たしかに、人に聞こえて心地よい音色では、クマ鈴の意味がないですよね。
 
 今年ではない話ですが・・クマには、福島の山で遭いました。見渡すところ、見事な大木のブナ林の斜面できれいなブナだなと感動しつつ、下草は笹藪の中を登ってる時、鼻につくような獣のにおいがしていて、笹の中から「グルグルル・・・」という恐竜のような低い声で唸り声をあげているなにかが、動かず、じっとしているのに気づきました。(映画ジェラシックパークの恐竜の声と思ってください)
最初は、なんでこんな山奥にイヌがいるのかなと、幸せなことにわからないまま、
その横を通り、もしかして、このうなり声は!!と、血の気が引く思いで 静かに目を合わさないで、必死にその場を離れました。あのころは、目を見ながらあとずさりしよう・・なんてクマ対策をきいてたような気がしたのに、クマとの出遭いが、斜面なのでクマの目をみながら&登りながらなんて、高度な技術、しかも、あとずさりなんて。できません!無理!怖い!見ない!知らんぷり作戦です!
あとで怖くて二度とあそこには行きたくないと思いました。あの日、入山したのは、もう一人だけで山頂で会ったお兄さんに、「さっき、下にクマがいたからブナの道は、気をつけてね」と情報を提供したことを忘れません。(ToT)/~~~

最近では、クマが人を襲い、日本中の山に入る皆さんを震撼させました。
福島のテレビで放送していたのですが、クマについて参考になればと
思い、とりあげてみました。特に、百名山の磐梯山、安達太良山、吾妻、飯豊、尾瀬、会津の山、裏那須、気をつけてくださいね!

●・・・ 福島県の山に行かれる方へ・・・●

◆ 今年1月1日〜6月15日の福島県のクマ目撃情報は
  今年は  146件  
  昨年は  61件  (福島県警のデータ)
  ということで昨年の2倍以上、クマが現れている
  
◆ 昨年、どんぐりやブナの実が豊作になって たくさんクマが繁殖して
  多くのクマが里に来ているということです。
 
  会津地方のここ10年ほどのツキノワグマのよる人身被害件数では
  冬眠から起きて活発になる5月が多く
  6,7月も繁殖時期にあたり行動域が広がるということです。人も入山する    のもその頃で要注意ということです。

◆クマに遭ったら 死んだふりは正しいかについては 
  日本ツキノワグマ研究所によると 死んだふりをしても かまれたり襲われたり  するということです。ただ、頭や首をガードして傷の程度を減らすことにはなる  かもしれないが・・・ということです。
  では、クマに出遭ったらどうするか。
  
  ○ クマに遭ったら 騒がない。騒ぐとクマが興奮する。
  ○ 子グマに遭ったら 親グマが近くにいて 襲われる可能性があるので
    小さいクマでも油断禁物。
  ○ そっと、下がること。後ずさりしながら、目をあわさず、ゆっくり、ゆっく    りとクマから離れるように動く。目をあわせるとクマが興奮するそうです

◆ わなにかかったクマについて
  人を襲ったクマを除いて、唐辛子スプレーをかけてから、動物愛護の観点から奥  山へ帰すということです。

※ 陽希くんは、クマには 自然界にない人の声が一番と言っていました。
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