単独登山は、危険と言われています。ならば、大人一人で子供を登山に連れて行くのは、さらに危険と言えます。なぜならは、人数が増えた分だけ集団の事故率が上昇するが、大人の数しか非常時の対応能力は上がらないため。
我が隊は基本的に、大人一人小学生低学年二人。よって、低山日帰りこそ装備についてつぎの配慮をしています。不備があればアドバイスお願いします。
1、電子地図の確保。 2、通信手段の複数確保。 3、ビバークを想定。
地図は、登山用地図、1/25k地形図は基本として持参。他に電子地図として、ガーミンGPSに予定ルートとエスケープルートを保存軌跡として登録、さらにiPhoneのDIYGPSを予備としている。
通信手段は、携帯電話を子供も各自持参。さらに、携帯電話不感地帯対策でアマチュア無線機を一台持参、県警に登山届けを出した際、無線の周波数とコールサインも記載しています。
さらにこれら電子機器の予備電池。
ビバーク装備は、共同装備としてツェルト、銀マット、メタ、防水まっち、ミラー。個人装備としてヘッドライト、ホイッスル、エマージェンシーシート、細引き、非常食、予備食、カップ、防寒具、雨具。
他に、iPhoneの友達を探すアプリとdocomoの今どこサーチで家族に現在地を常に公開している。
備考
パーティの一人でも怪我をして下山できなくなると、全体が遭難となり救助を待たなくてはならない。なぜならは、大人が一人のためにパーティを分離できないから。
伝令分隊を出せないため、その場所での手持ち通信手段に頼るしか無い。子供をおいて行動はできないし、子供だけで行動させることもできない。よって移動すれば使えるかもしれない携帯電話は移動前提では不感地帯では頼れ無い。ほかの登山者に会えれば伝令を頼めるがこれは偶然に頼るしか無い。
アマチュア無線も、遭難時に地上と連絡できるのは偶然に頼るしかない。携帯電話の不感地帯であれば地上との連絡は期待できない。しかし、現地の捜索隊とは確実に連絡がとれる期待がある。連絡がとれれば待つことの不安は減り、救助までの時間も短縮できるであろう。
電子地図に頼るのは、そもそも道に迷わ無いことが遭難しない対策だから。地形図を読みこなすのが基本だが、日没が近いなど、焦っているときにGPSがあれば誤った判断が減らせるだろう。
ビバークには、子供だけでも横になれることを配慮した装備。荷物をあまり増やせないので軽量化している。シュラフカバーの代わりにエマージェンシーシート。また、メタも個人装備と考えるが、同じ理由で次男は持っていない。水は各自2L持っていつも半分あまるので、これをビバーク用としている。
そこまで必要ならば、登山するなと批判もあるでしょうね。。。
この日記は公開しないつもりでしたが、携帯電話の不安定さの記事を読み、公開することとしました。
201309現在
装備の中でひとつだけ
おんぶひも、もしくは代用品です。
私以前娘をおんぶして下山したことがありますがこれがなくて大変でした
bmwr1100rsさん、こんにちわ。アドバイスありがとうございます。
おんぶひもは、最近使っていないので失念していました。追加ですね、順番は遭難前なので2かな。
1、電子地図の確保。 2、おんぶひも。 3、通信手段の複数確保。 4、ビバークを想定。
おんぶひもは、子供が小さいうちや、怪我をした場合で歩けない場合に、パーティが自力下山をするために必要。子供が小さいうちは専用のおんぶひもが親子ともに負担が小さい。大きくなったらザックを利用したりテープスリング等で代用する。
備考
一般縦走路用のロープセットとして次の装備を持参している。1.5mテープスリング1本、0.6mテープスリング2本、6mm補助ロープ10m、カラビナ2枚、環付きカラビナ1枚、外ロープスリングなど。ほかに、8mm20mを状況に応じて追加。
3か月前まではロープセットを利用し、急傾斜下山時に次男を確保していました。幸い、いままで子供をおんぶすることはなかったです。
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