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直径7mもある大岩がスパと切られている不思議な奇岩があり驚きました! 元禄6年、1693年に隠居していた水戸光圀公がこの山に登り、巨石7つのうち最も奇なりとして太刀割石と名付けたと案内板にありました。最初の写真です。
ついでに八溝山の逆転地層。山頂駐車場手前すぐの舗装道カーブの切り通しに露頭があり地層が観察できます。地層累重の法則では古いものから新しいものへ堆積していくのですが、ここでは地層が逆転しています。約2億6000万年前、大陸のへりに「付加体」ができ始め、その中の1億5000万年前頃の付加体が隆起して八溝山になったそうです。この付加体は、プレート運動の強い力で断層ができたり、曲がったり(褶曲)しています。八溝山の山頂付近の地層は、当時の褶曲によって地層が大きく変形し、上下逆さまになっています。分かりにくいが、表面にある凹みのソールマークが証拠です。(八溝山ジオサイトの露頭写真を引用させていただきました。)
八溝山の頂上付近は枯れてますが、今も「金性水」「銀性水」「鉄水」「竜毛水」「白毛水」の5つの湧泉があります。これらを名づけたのも水戸光圀公とされています。水戸光圀さん、旅好きだったんですね〜! 八溝山ハイキングは紅葉の時期が最もお勧めです。
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