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結晶片岩は「片理」と呼ばれる薄い板状に剥がれやすい構造を持ち、岩畳の平らな面や段を生み出している。
岩畳は荒川上流の侵食で形成された河成段丘で、川原の礫で覆われず岩盤がむき出しになっているのが特徴。 水平方向の片理と垂直方向の節理(割れ目)が見られる。岩畳が 川底だった時代の痕跡として、ポットホール(甌穴)もある。
長瀞岩畳は国指定の名勝・天然記念物で、約600mにわたり広がっている。瀞(とろ)は流れが穏やかな深い水域を指し、地名「長瀞」の由来になっている。
長瀞の岩畳は、地球の内部で生まれた結晶片岩が隆起し、荒川の流れで削られてできたもの、地質学的・景観的にも非常に貴重。岩石を通じて地球のダイナミックな歴史を感じられる「地球の窓」として、日本地質学発祥の地とも呼ばれている。引用元:野外展示と長瀞「岩畳」 - 埼玉県立自然の博物館など
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