この中で興味を持った話をちょくちょく拾っていきます。第1部の「1 日本人と山とのかかわり」では鎖に関するエピソードが気になりました。
「衆生済度」のため槍ヶ岳を開山した僧侶・播隆(ばんりゅう)(1786-1840)は、1835(天保5)年、後世のため、槍の穂先への登攀を助ける藁製の「善の綱」を架けた。この「善の綱」は1年で摩滅してしまったが、信奉者たちが鉄製に架け変えた。それを見届けたのち播隆は入寂した、とあります。
山行中に時々出会う鎖やロープ、鉄製の階段はいつ誰がつけてくれたのだろうと、常々気になっていました。この本を読んで以来(まだ第1部だけだが)、鎖場に来るとこのエピソードを思い出します。鎖をつけてくれた先人たちに感謝したい気持ち。勿論、鎖は補助的に使用するものだが、あるとないとで大きく違う。(槍ヶ岳は登ったことがないので、是非登ってみたいです)
ちなみに、第1部の最初に山岳信仰の歴史が書かれていますが、修験道の開祖・小角(おづぬ)(634-701)が最初に開いた山が葛城山(現在の金剛山)とのこと。小角は日本史で習ったような気がしないでもないけど、全く覚えていません(汗)。月1回は登っている山なのに知らなかったのが恥ずかしい。
yamatogusaさん、こんにちわ。
役小角は日本全国にいろんな伝説を残しているので、
そういうのを調べるのも面白いですよ。
実在の人物のはずなのに、、
まるで伝説の人のようで。
流刑先の伊豆大島から毎夜富士山まで
飛んでいったとか。。(*´▽`*)
k-yamaneさん、こんにちは。
そうなんですか・・!
面白いですね。
ネットで少し探してみたら、確かに鬼の夫婦を弟子にしたとか色々摩訶不思議な伝説がありますね。
小角に関する本もいくつか出てるみたいだし、そのうち読んでみようかな?
ありがとうございます。(o^^o)
ヤマレコではお馴染みの大峰奥駆道の
行場に前鬼集落というのがあって、
そこの小屋主さんはその鬼の夫婦の子孫。
ということです。
http://mahonavi.narakko.jp/nature/ids/006008.html
情報ありがとうございます。
本当に鬼ですね・・!
このあたりの山岳にそういう伝説?が残っているとは知りませんでした。
面白いです。
鬼と修験道の関係も興味深いですね。
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