台湾のマスク使用状況について〜みんなマスク着けてました。

今月末というかつい先日、実に４年ぶりに海外旅行に行きました。台湾はすでにワクチン接種証明無し・隔離無しで入国出来ます。
日本への帰国には、隔離はありませんがワクチン３回以上の接種証明が必要です。３回未満の人は陰性証明書が必要です。

ここでは旅行の内容よりも気になる点について書こうと思います。
台湾桃園国際空港の入国審査ゲートには大勢の外国人旅行者で溢れかえって、まさにコロナ前に戻ったかのような混雑具合でした。

台湾の町を歩いていてふと気がつくと、歩いている人全員（ほぼ全員！）がマスクを着けていました。ノーマスクで歩いている人は珍しかったです。

MRT（地下鉄）や路線バスの中は100%マスク着用です。鼻出し・顎出しマスクをしてる人はいません。布マスクもほとんど見なかったですね。みんな不織布マスクです。

一度、路線バスに乗る前に、その時はちょっとマスクを外していたのですが、マスクを手に持ちながら乗り込もうとしたら、速攻でバスの運転手からマスクを着けるように注意されました。
友人は台湾新幹線の車内で、飲食をした後にマスクを着けるのを忘れていたら、乗務員から着けるように注意されました。日本と違って乗務員がすぐに注意してくれるのはありがたいです。

台湾留学中の友人によると、これは何も政府から言われてそうしてる訳ではなく、みんなが自主的にやっているらしいです。SARS大流行の時の恐怖が残っているのかもしれません。
ただこの傾向がいつまで続くのかは分かりません。特に夏になったら暑くてしょうがないでしょう。
また、同じ台湾でも場所によって多少違うようです。台北はほぼ全員でしたが、高雄ではノーマスクの人も時々見かけました。

台湾には多くの欧米人観光客が来ていましたが、あれほどマスク嫌いの欧米人が街中できちんとマスクを着けて行動していました。誰も外していません。へええ、台湾では着けるんだ。
先日訪れた飛騨高山には外国人がいっぱい来てたけど、マスク着けてる人いたっけ？


＊写真１・旧台北刑務所宿舎群
＊写真２・旧台湾総督府交通局鉄道部
＊写真３・旧高雄港駅